文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ」から生まれた短編4作品が3月2日から全国ロードショーされるが、それに先立って2月21日、新宿バルト9で「アニメミライ2013完成披露試写会」が行われ、各作品の監督&プロデューサーと、アニメミライ広報大使の西川貴教さんが登壇。西川さんからは「日本のカルチャーが外国で注目されているなか、それを胸をはって配信していきたい」とエールが送られた。
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2013年2月21日、東京、新宿バルト9で「アニメミライ2013完成披露試写会」が行われ、アニメミライの広報大使の西川貴教さん、そして今回制作された4作品のプロデューサーと監督も登壇して、作品のお披露目が行われた。

文化庁の若手アニメーター育成プロジェクトとして2010年からスタートした「アニメミライ」。今回は前回以上の多数のスタジオから企画参加があり、その中から選ばれた4作品が制作された。

株式会社ゴンゾの『龍-RYO-』は慶応2年を舞台にRYOという少年の物語を描く。株式会社トリガーの『リトル ウィッチ アカデミア』は魔女育成学校に入学したアッコの活躍を描いた作品。有限会社ZEXCSの『アルヴ・レズル』は意識とネットワークがつながるようになった2022年を舞台にした近未来もの。株式会社マッドハウスの 『デス・ビリヤード』は命をかけるゲームを強制される2人の男の物語を描いている。

試写会には文化庁の大木高仁さん、日本アニメーター・演出協会の井上俊之さん、『龍-RYO-』から監督の千明孝一さん、プロデューサーの石川真一郎さん、『リトル ウィッチ アカデミア』から監督の吉成曜さん、プロデューサーの堤尚子さん、『アルヴ・レズル』から監督の吉原達矢さん、プロデューサーの川﨑とも子さん、『デス・ビリヤード』からは監督の立川譲さん、プロデューサーの角木卓哉さんが登壇した。

そして昨年に続きアニメミライの広報大使を担当する西川貴教さんも登壇、「日本のカルチャーが外国で注目されているなか、それを胸をはって配信していきたい。日本独自のものを生み出したい」と、自身もアニメソングなどを手がけ海外でも活躍するなかで感じた思いを語ってくれた。

ちなみに司会はおなじみ吉田尚記アナウンサー。緊張感漂う雰囲気を和ませようとがんばる吉田さんと最後に会話した西川さん。吉田さんからの振りにアニメへの愛をアピールしながら自らの新曲もアピール。場内に笑いを巻き起こしていた。

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ちなみにバルト9で映画を見たあと、食事するならビルの8Fにある「豆ちゃ」さんが個人的にはオススメです!

アニメミライ
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