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2013年7月26日にBlu-ray&DVDが発売される『機動戦士ガンダムAGE~MEMORY OF EDEN~』。3世代にわたる長大なガンダムAGEの世界を、アセム編以降の物語を再構成、約150分にわたる大作として完成した同作を、発売前に一足早く観られるプレミアム上映会が6月29日に開催された。

上映会では、ガンダムインフォで募集していた「ガンダムAGE オリジナルMS ガンプラコンテスト」の入賞者の発表や、綿田慎也監督、小川正和プロデューサー(サンライズ)、キャラクターデザインの千葉道徳さんによるスペシャルトークショーも行われた。
今回の『MEMORY OF EDEN』、冒頭の24分を先行配信したことも話題に。通常なら10分程度の冒頭配信を24分にしたねらいについて小川プロデューサーは「10分だとキリが悪くて、相談しているうちに24分になった。配信してから“そういえばTV1本分だな”って気づいた」とコメント。

冒頭のコロニー潜入のシーンについては「新作のガンダムっぽい作りにした」と、その理由を説明。綿田監督も「冒頭に戦闘シーンを入れたかった」という。

また、150分というボリュームになった同作。「最初120分ぐらいの予定が、コンテそのままだと“174分”(笑)。監督に頼むから150分に抑えて」とお願いしたと小川プロデューサー。174分版も見てみたいと思ったのは記者だけではないだろうが、150分でも充分に面白いのでご安心あれ!

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しかも新作パートのボリュームもかなりのもの。キャラクターデザインの千葉さんは「最初はこんな物量になると思わなくて、他の作画監督さんに助けてもらいながら作りました」と制作の苦労を語った。注目の新作パートだが「監督が悩んでなかなか前半部が完成しなかった」(小川プロデューサー)とのこと。そんな学園パート、上映時には場内から黄色い歓声も飛ぶほどの完成度になっているので、ぜひぜひ見ていただきたい。記者は男性だが、男性も思わず喜んでしまいそうなシーンもたっぷりだ。

そんな本編、見た方はおわかりと思うが完全にゼハート視点で構成されている。「なんとなくゼハートが軸になると思った。TVで一番もったいないと思ったのがゼハート。今回のラストでTVでの後悔が消えた」と小川プロデューサーが語るように、今回はTV版の映像も1部再アフレコ。ゼハートを演じた神谷浩史さんにじっくり演じなおしてもらったとのこと。ゼハート視点の『機動戦士ガンダムAGE~MEMORY OF EDEN~』は全くの新作として鑑賞できるほどの違いをもって生まれ変わった“新作ガンダム”になっている。みなさんも『MEMORY OF EDEN』として“新生”した『ガンダムAGE』ワールドをぜひぜひ体感して欲しい。

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プレミアムバンダイのアイテムも展示


『機動戦士ガンダムAGE~MEMORY OF EDEN~』
発売日:2013年7月26日
Blu-ray Disc:7,140円(税込)
DVD:6,090円(税込)
発売元:バンダイビジュアル
販売元:バンダイビジュアル
※レンタル専用DVDも同時リリース


機動戦士ガンダムAGE 公式サイト


(C)創通・サンライズ・MBS

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