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(C)橙乃ままれ・エンターブレイン/NHK・NEP

いや~あっという間にお盆ですね……。今年はほんと振り返ると「あっ、」と思わず言ってしまうぐらい早くて、「なるほど、あっ、という間か……」とかなんとか思いながら、夏の後半戦に突入したりするわけですが、アニメ好きな方にとっては夏の一大イベント終わりからのお盆ということで、燃え尽きて放心……なんてしてる場合じゃありません。もう秋に向けて新作チェックしなきゃですよ!実りの秋ですよ。今年は豊作になるかな…

……というわけでいよいよ本格始動し始めた2013年秋アニメたち。今回はEテレの新番組『ログ・ホライズン』のメインキャストによる会見の模様をご紹介だっ!

会見には主人公・シロエ役の寺島拓篤さん、直継役の前野智昭さん、アカツキ役の加藤英美里さん、にゃん太役の中田譲治さんと、石平信司監督が登場。作品をアピールしてくれたっっ!
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寺島拓篤さん
maeda
前野智昭さん
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加藤英美里さん
nakata
中田譲治さん
kantoku
石平信司監督


オンラインゲームの世界に閉じ込められたキャラクターたちを描く物語になるが、石平監督は「戦いではなくコミュニケーションをメインにした作品になります」と語る。「人間関係を作るにあたって、最初の面倒なところを乗り越えていく、お互いを少しづつ知って関係を築いていく。そのなかで自分の内心の問題を解決していく物語になる」という。

キャスト陣からは「この作品では考えることが大事になっているので、キャラクターたちの考え以上に深く作品を考えるために、原作を読みこんで、取り組んでいます。」(寺島さん)、「ムードメーカー的だが発言力のあるキャラ、一言の重みを大切にしながら演じていこうと思っています」(前野さん)、「私もネットゲームをプレイしてきたので、物語のなかに登場するゲーム世界のいざこざなどはリアルに体験してきました。ネットゲームをプレイしていない方にも“こういうコミュニケーションもあるんだ”と思って見ていただけたらと思います」(加藤さん)、「もし自分がゲームに閉じ込められたらどうなるんだろうと思いながら楽しんで欲しい」(中田さん)と、それぞれ作品、キャラクターへの意気込みを語ってくれた。

寺島さんは「メインの2人が同年代で、それを中田さんが見守ってくださる。とてもリラックスして演じています」とアフレコの雰囲気についてコメント。また前野さんもオンラインゲームのヘビーユーザーとのことで「台本に出てくるゲーム用語を“知ってる知ってる!”と思いながら、毎回楽しく読ませていただいています」と語ってくれた。また加藤さんも「ゲーム好きの役者さんと、ゲームについて語れる現場なのが楽しいです」とのこと。

にゃん太について「ネコは何回か演じたことがありますが、これまではどうしようもなかったり、すごみのあるネコだったりしたので、今回は“ジェントルマン”なネコで個人的にはプレッシャーだった」と語る中田さん。それに対して「中田さんがカエルを演じる別の監督に関わらせていただいて、どういう感じで“ニューニャー”くるのか楽しみだったんですが、見事に“ジェントルマン”だった」と監督は“賞賛”。中田さんの演技にも期待だ。

TVアニメ『ログ・ホライズン』は、NHK、Eテレで2013年10月5日、午後5時30分より放送開始。最新情報は公式サイトへ!


<あらすじ>
ある日突然、老舗オンラインゲーム<エルダー・テイル>に日本人ユーザー3万人が閉じ込められてしまった。
ゲーム歴8年の大学院生・シロエも異世界に取り残されてしまう。モンスターとの戦闘、死ぬことのない境遇。何が起きたのかわからず不安に駆られたプレーヤーが街にあふれ、ヤマト地区最大の都市<アキバ>は秩序を失う。
一匹狼を自負していたシロエは、旧友・直継、美少女アサシン・アカツキたちとギルド<ログ・ホライズン>を設立。
他人と接することが苦手で内気な青年が仲間とともに廃墟アキバから世界を変えようと立ち上がる 。