p1


まとめると
・『花の慶次』『義風堂々』のスペシャルイベント「漢気フェスティバル’13 プレミアムライブ」が開催
・ET-KINGライブや、浪川大輔、佐藤拓也の生アフレコなどが行われた
・原哲夫氏も登場、アニメについての感想などを語った


2013年9月6日、新木場スタジオコーストで『花の慶次』『義風堂々』のスペシャルイベントが開催され、漢気溢れる、漢たちが集まり本イベントは大いな盛り上がりをみせた。

漢たちの集まるイベントのオープニングを飾ったのは大阪からやってきたET-KING。『花の慶次』に触発されて作ったという「華舞台」を筆頭に「纏」「男は気持ちを伝えたい」「愛しいひとへ」を歌唱し会場を盛り上げた。

続いてはパチンコ、スロット『花の慶次』の歌い手、格闘家でもある角田信朗さんが鎧をモチーフにしたド派手な衣装で登場。

パチンコ、スロットでお馴染みの「傾奇者恋歌」「漢花」「よっしゃあ漢唄」を熱唱。さらに年末導入される「CR花の慶次~琉」に使用される「恋も喧嘩も華と咲け」を初披露!会場からは角田コールが巻き起こった。

20分間の休憩の後、ステージ前方のビジョンに現在テレビ東京ほかにて放送中のTVアニメ『義風堂々!!兼続と慶次』のオープニングが流れ、会場からは歓声が飛んだ。映像放映後、直江兼続役、浪川大輔さんと前田慶次役、佐藤拓也さんが登場。会場に来場した女性からの黄色い声援が飛んだ。

p2


――「お二人が演じられているアニメ『義風堂々!!兼続と慶次』は、莫逆の友である二人の傾奇者が盃を交わしながらしばし昔を語る……という流れで過去を振り返るストーリーなんですけども、演じる前のイメージと実際に演じてみてどのような印象でしたか?

浪川さん:最初はやっぱり原先生の絵のタッチなので、あれに声を入れるイメージが中々難しかったですね。最初、兼続のイメージは実直のイメージだったのですが、若い頃は悪戯もしたりやんちゃな面もあった。僕が演じているのはどちらかというとそのやんちゃな若い頃の兼続ですね。

佐藤さん:慶次は豪快な方なので、楽しむという慶次の姿勢をもってやっていました。


――どちらかというと言葉よりも、行動や雰囲気で表現する難しさがあるキャラクターだと思うんですが、役作りはやはり気を使われましたか?

佐藤さん:そこまで多くを語らない二人なので少ない台詞で二人の心の重さはどう演じるかが難しかったですね役作りとしてプロテインを飲んでます。慶次は190cm以上の大男ですから。

浪川:プロテイン飲んだけど、インストラクターのお兄さんみたいになってるよね(笑)。


二人への役の質問からストーリーの話に移るタイミングで、スペシャルゲストとして原作、そしてアニメ『義風堂々!!兼続と慶次』総監督を務める原哲夫先生が登場。会場を驚かせた。登場した原先生は「自分がシークレットと思わずびっくりしてます。シーンとなったらどうしようと思ってました。」と会場を笑わせた。


――アニメの素直な感想について

原さん:絵が綺麗でいいのですが、静止画が多いので、もっと動くシーンを増やしてほしいです(笑)。


――原先生にとって思い入れのあるキャラクターは?

原さん:全てに思いいれはありますが、一番はケンシロウですね。少年の頃の憧れが入ってます。でも『北斗の拳』がヒットして悩んでた時に葛藤があって出会ったのが『花の慶次』なんですよ。」


――この作品で豊臣秀吉のイメージもかわりましたが

原さん:成り上がりものですから、体中には無数の傷があるんじゃないのか、体は小さいが忍者みたいに俊敏に動いていたんじゃないかとか想像して書いてました。


ここでアニメ『義風堂々!! 兼続と慶次』の1シーンを公開アフレコする事に。「先生の前でやりづらいですね」と話つつも声優陣のアフレコに会場は静かに聞き入った。

アフレコが終わり、ここでサプライズとしてコミックス『花の慶次~雲のかなたに~』の1シーンを浪川さん、佐藤さんが特別にアフレコする事に、会場からは大きな歓声が起こった。原先生は「花の慶次をアニメにしたいんです。僕の夢です」と語り、スペシャルアフレコが終わった後には、「見事です。僕の絵はいいですね」と会場を笑わせた。


「長く続いてる作品ですが、原作の力を借りてアニメのよさも出しておりますので、是非アニメもみてください」(浪川さん)、

「いつの時代もオトコが惚れる男、女が惚れる男は変わらないと思います。今後もこの作品を非常に傾く作品にしていきます」(佐藤さん)

「花の慶次からはじまり、悩んでいた僕に傾いて生きるという事を教えてくれた、隆先生(一夢庵風流記作者)には感謝しています。日本古来からある傾くという生き方を広めていくのが隆先生への恩返しだと思うので、今後もたくさんの人に広めていければと思います。」(原先生)


と、最後にコメントが述べられた。


トークイベントが終わり再びライブステージへ。
クレイジーケンバンドが登場し「円盤」「不良倶楽部」「no comment」「生き残れ!!」「あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。」「けむり~ざくろ~お辞儀~敬礼」「スージーウォンの世界」「木彫りの龍」を熱唱。最後にクレイジーケンバンド&角田信朗で「タイガー&ドラゴン with 角田信朗」を歌唱し会場は大きな盛り上がりをみせイベントは幕を閉じた。

jk

「月下に交わす、杯と契り」
直江兼続(CV:浪川大輔)・前田慶次(CV:佐藤拓也)
2013年8月28日発売
1260円(税込)
発売・販売元:エイベックス・マーケティング

『義風堂々!! 兼続と慶次』公式WEB
(C)武村勇治・原哲夫・堀江信彦/NSP 2010,(C)義風堂々 2013




月下に交わす、杯と契り[義風堂々!!~兼続と慶次~EDテーマ]
直江兼続(CV:浪川大輔)
エイベックス・エンタテインメント
2013-08-28