WUG


この記事の言いぶん
●1月12日(日)、東京・新宿にある映画館「角川シネマ新宿」で『Wake Up, Girls!』の舞台挨拶が行われた
●舞台挨拶には、作中のアイドルユニット「Wake Up, Girls!」を演じる7名、ライバルユニット「I-1クラブ」のメンバーから3名の声優が登壇。イベントMCはテレビ東京アナウンサー・紺野あさ美さん
●登壇サプライズゲストは“ヤマカン”こと山本寛監督!

今回、1月12日(日)に東京・新宿の「角川シネマ新宿」で開催された劇場版『Wake Up, Girls!』の舞台挨拶に伺いました。

まずは『Wake Up, Girls!』(以下、WU,G!)とは?の簡単な概要から。
『WU,G!』は、仙台を舞台に7人の少女がアイドルを目指す物語で、登場キャラクターの声優は2000名が参加したオーディションの中から選ばれた。また作品は劇場公開とテレビシリーズが同時展開するという前例のないもの。
監督には“ヤマカン”の愛称で親しまれている山本寛氏。製作陣は楽曲・神前暁氏、脚本・待田堂子氏、キャラクターデザイン・近藤直氏と豪華…!

出演者登壇

舞台挨拶に登壇したのは「WU,G!」から高木美佑さん(岡本未夕役)、山下七海さん(久海菜々美役)、田中美海さん(片山実波役)、吉岡茉祐さん(島田真夢役)、永野愛理さん(林田藍里役)、奥野香耶さん(菊間夏夜役)、青山吉能さん(七瀬佳乃役)の7名と、ライバルグループ「I-1クラブ」から大坪由佳さん(岩崎志保役)、津田美波さん(吉川愛役)、福原香織さん(相沢菜野花役)の3名。
※写真左より登壇者の名前(とキャラクター名)。

「WU,G!」、「I-1クラブ」の順番で登場すると、会場からは大きな歓声と拍手が送られる。このとき、入場直前でさしたスーッとする目薬がなぜか今遅効でキタ。涙ぽろり。はた目にはこの時点で感動してる奴に見えるかもだけど仕方なし。

さてイベントはMC・紺野あさ美さん(テレビ東京アナウンサー)からの質問に、登壇者が応えて進行していくという形式。しかしここで、サプライズゲストとして山本寛監督が急遽登壇することに。どうやらテレビシリーズの編集作業が一段落着いたので駆けつけたということらしい。

紺野あさ美さん


紺野「では山本寛監督です、どうぞ!」
会場うおおおおおおー!」(野太い)

あれ? 声優陣の登場より歓声が気持ち大きくないか? 

そして登場した監督の第一声が「紺野さん…紺野あさ美さんですよね!? ファンでした!」ということからも分かるように、監督は作品の宣伝もさることながら紺野さんに会いに来たかったというのが来場の理由だったらしい(照れ隠しと私は信じたい)。会場からは軽い笑いが上がりつつもイベントは進行し、出演者よりコメント。

高木「ゼロからのスタートだったけれど、『WU,G!』が劇場やテレビで目に止まるようになったのが嬉しい」
山下「台本を持つ手が震えて、紙ズレ音がマイクノイズになってしまうので収録中はとても緊張した」
田中「演じるキャラクターの実波ちゃんがよく食べる子なので、食べながらのセリフが難しかった」
吉岡「アフレコ、そしてレコーディングも初体験だったので緊張した。物語やライブシーンなど見どころはいっぱいの劇場版です!」
永野「私が仙台出身ということもあって、演じている藍里ちゃんと重なる部分が多い。彼女と一緒に歌もダンスも成長していきたい」
奥野「トークのツボを大坪さんにたくさん教えてもらった。私より年下なのにしっかりしてる、見習わねば!」
青山「私たちの個性がキャラクターに反映されている作品なので、そのあたりも楽しんでほしい。途中で諦めないで最後まで見てほしい」

というように、フレッシュな声優たちのフレッシュなコメント。それを受けて先輩声優たちも先輩なコメント↓

大坪「収録の合間はみんなワイワイしていてかわいいのに、マイク前に立つとピリッとするところがしっかりしている。すごい!」
津田「彼女たちとキャラクターの頑張りがリンクする。私のキャラクターが所属するI-1も彼女たちに負けずに頑張る」
福原「みんなの一途な頑張りが新鮮。今の時期はいろいろなことに挑戦できるから、失敗を恐れずに演技に挑戦してほしい」

私の文章が端的にまとめすぎてしまってせいで、みなさんのコメントが堅い感じがするのだけど、実際にはもっと朗らかな言葉で、かつ現場も和気あいあいの楽しいステージでしたよ。
もちろん監督も紺野さんに会いに来ただけでなく(?)、作品に対するコメントもちゃんとしていました(一安心)。

山本「いろいろなことが重なって正直作りこめていない部分もある。でもゴールに向かってスタッフ一同頑張っているので、作品を通じてその熱量を感じてほしい」

取材終了後は登壇者全員で『WU,G!』の掛け声「がんばっぺ~!」「Wake Up, Girls!」「フゥ~♪」で締め。約40分の舞台挨拶だったけど、これだけでも見応え十分の楽しいイベントでした。

全員で!


後日、出演者や監督のコメントがモヤモヤと心に残っていて、劇場版を観に行ってきましたが…




感想:かなり面白かった!




私も仕事がら、生活柄がらネットをよく見るので『WU,G!』の第1話の賛否両論の書き込みは読みました。けれど、ならばこそぜひ劇場版を見てほしいです。
※と言ってもお金かかるのだけど…。

特に話題にあがっている(?)“パンモロ”については、映画を観るとその理由が分かります。あれは彼女たちのアイドル人生の覚悟を表した比喩ということに(と解釈)。
※だからと言って必要なシーンかと言われると…。

でもまだ世に出たばかりの作品なのに、良い方にも悪い方にも話題になるという意味では、半分は成功しているのかもしれないなぁと思ったり。個人的にはアニメやほかの広がりも含めて、作品全体を最後まで見たいと思った作品です。まる。

▼『Wake Up Girls!』公式サイト▼
http://wakeupgirls.jp/

▼公式ツイッター▼
https://twitter.com/wakeupgirls_PR

(C) Green Leaves/Wake Up, Girls!製作委員会


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舞台挨拶の帰りに気になった劇場のポスター。
これもモヤモヤするな…。観に行かねば。

これも気になります

破壊と官能のエクスタシー
『地球防衛未亡人』
http://cbm-movie.com/
-----こ こ ま で-----