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まとめると!
●中ノ森文子メジャー1stシングル『Get the glory』発売中!
●オフィシャルインタビュー!
●CD 購入者対象イベントも決定!

2008年の中ノ森BAND解散後、ソロ活動を続けてきた中ノ森文子。ソロとしてはメジャー第1弾となるシングルがリリースされた。タイトルは「Get the groly」。少年の前向きな気持ちをテーマにした、ストレートなロックナンバーだ。
この曲はアニメ『テンカイナイト』のオープニングテーマ。キュートなハスキーヴォイスと抜群の歌唱力を持つ中ノ森が、アニメソングという新たなジャンルにチャレンジした曲でもある。新人に戻った気持ちで歌ったという彼女に話を聞いた。

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──アニメ『テンカイナイト』のオープニングテーマを歌うことになったきっかけは、なんだったのですか?
中ノ森 知り合いを通して、フライングドッグのディレクターさんに声をかけていただきました。「こういうアニメがあるんですけど、主題歌を歌ってみませんか?」と。アニメには挑戦してみたかったし、もう一度、新人という気分で歌ってみたいとも思って。誘っていただけてすごい嬉しかったです。

──『テンカイナイト』というアニメの第一印象は?
中ノ森 おもちゃが子供たちに人気なんですよね。私もトイザらスに買いに行ってみたんですよ。男の子たちが一生懸命、自分が欲しいキャラを探していたので、手伝ってあげたりして(笑)。買ってきたフィギュアは自宅のスピーカーの上に飾ってあります。

──朝に放送されるキッズ向けのアニメということで、オープニングテーマを作る時も子供たちを意識されたのでしょうか?
中ノ森 詞や曲調で子供たちを意識しすぎなくても、アニメの絵と一緒になることでついてきてくれるんじゃないかな、一緒に歌ってくれるんじゃないかなと思いました。

──作曲・編曲は他の方によるものですね。楽曲を聴いた時、どのように感じましたか?
中ノ森 アップテンポで、メロディラインにはどこか懐かしさを感じました。懐かしさイコール、キャッチーで分かりやすいということで、アニメソングには必要な要素なのかなと。アレンジはキーボードのフレーズがメインになったロックで、私には新鮮でした。中ノ森BANDはギターのリフが中心だったので。ボーカルに関しては、息継ぎをする場所がないほど詰まっていたので、難しかったですね。

──作詞は中ノ森さんですが、どのような思いをこめたのでしょうか?
中ノ森 アニメの世界観に合わせて「少年」をテーマに書いていきました。『テンカイナイト』のスタッフサイドからいくつかキーワードが提示されて、それを元に詞を構築していくというのは初めての体験で、難しかったけど面白かったですね。たとえば「コンストラクション」という言葉を入れるなら、サビの一番盛り上がるところで、みんなが一緒に歌えるように入れたいな、とか。アニメの世界観と楽曲のかっこよさを両立させる詞を書きたかったんです。『テンカイナイト』を見て「Get the groly」を好きになってくれた人と、私の新曲として楽しみにしてくれた人のどちらにも届く曲になったと思います。

──「少年」がテーマということですが、中ノ森さんが「少年」という言葉から思い描くイメージとは、どんなものですか?
中ノ森 無邪気に、ただがむしゃらに前に進んで行けるのが「少年」だと思います。自分が小っちゃかった頃を振り返ってみると、良くも悪くも恐いモノ知らずだったなと。でも、いろいろな経験を積み重ねて大人になると、傷つくことも出てきて、どこかで自分にブレーキをかけて守りに入ってしまうんですね。そんな恐怖心を、今回の曲では振り払いたいなと。

──「Get the glory」というタイトルからして、とことん前向きですよね。
中ノ森 少年のような気持ちで、前に進んでいった先には必ず栄光があるよと。「みんなでGet the grolyしようぜ!」という感じですね(笑)。

──ボーカルも力強いものになっていました。
中ノ森 最初に楽曲を聴いた時、「おお、アニソンだ!」と思って、どういうふうに歌おうかなと。でも曲がかっこよかったので、思いっきりロックに決めてみようと、メーターを振り切る感覚で歌いました。中ノ森文子の新曲として、この曲だけ聴いても「いいね!」と言ってもらえるものを目指したかったし、中ノ森BANDの頃より自分自身成長していて、音楽の捉え方も変わってきているので、自然に今だからこそのボーカルになったと思います。自分には、こんな歌い方ができるんだという発見がありました。

──新たなスタイルを確立できたということですか?
中森 そうですね。最近はポップな曲を中心に歌っていたので、そこで気づかないうちに吸収してきたことも、改めてロックを歌うことで形に出来たのかなと。喉の手術をしてからけっこう時間が経ったんですけど、今が一番調子がいいというか、今じゃないとこの曲は歌えなかったんじゃないかと思います。

──「少年」をテーマにした曲を、いろいろな経験をして大人になった中ノ森文子が、気持ちを新たに歌っていると。
中ノ森 そんな感じです(笑)。それに今回は制作チームもすごくよくて、一緒に音楽を作り上げていくのが本当に楽しかったんです。ディレクターさんやスタッフのみなさんと私のパワーがぶつかり合うことで、楽曲に化学変化が起こりました。

──『テンカイナイト』のオープニング映像をご覧になって、どう思いましたか?
中ノ森 自分の曲がアニメの絵と一緒になるという体験が初めてで、感動しました。サビの「叫べ!今 コンストラクション!」のところで、メカもコンストラクションしているのがかっこよくて。『テンカイナイト』はかかさず見ているのですが、小っちゃい頃に毎週アニメを楽しみにしていた感覚を思い出しました。

──PVがネットにアップされていますが、そちらの映像もパワフルでした。
中ノ森 少年のような動きが自然に出てきました。衣装もビッグTとスポーティなソックスの組み合わせで男の子みたいなんです。子供の頃、男子に混じってドッヂボールをしていたタイプなので、思いっきり手足を動かしてみました(笑)。

──思いきりよく表現しているのが、楽曲からもPVからも伝わって来ます。中ノ森 アニメを見てくれる人や私の曲を待ってくれた人みんなに喜んでもらいたいなと。私に出来ることはそれだけなので。以前は、音楽の周りにあるいろいろなことを考え過ぎていたと思うんです。歌詞を書いても「見返してやるわ」みたいな攻撃的な感じがあったんですが、今はもう少し器が大きくなったかなと。でも、やっぱりギラギラしていることも必要で、「Get the groly」はまさにそういう曲。私自身の気持ちも救ってくれました。どんなに大人になっても、障害物をはね飛ばして突進していくような、前向きな気持ちを忘れないでいたいですね。

──その一方で、中ノ森さんが作詞作曲したカップリング曲の「ROLL INTO YOU」は、女の子らしいカラフルでキュートな曲になっているんですよね。
中ノ森 カップリング曲は「Get the groly」の世界とは離れて自由に作っていいと言ってもらえたので、今、私の中から出てくる音楽を素直に形にしてみました。出来上がる前はどんな曲になるか、全く想像ができかなったんですけど、完成してみたら、今の等身大の私はこんな感じなんだって。スタッフのみんなには「ハッピーチューン」って呼ばれています(笑)。

──ボーカルも「Get the groly」と比べるとかわいいんですよね。
中ノ森 はい、ありのままで(笑)。対照的な2曲になったので、CDで続けて聴くと、違うアーティストが歌っているんじゃないかと感じる人がいるかもしれないです。でも、2曲合わせて、いい再スタートが切れたなと。自分自身納得できたし、聴いてくださる方にも自信を持ってお届けできる作品になりました。

──しかも「Get the groly」は『テンカイナイト』の曲として、子供たちの心に残り続けると思います。
中ノ森 それがアニメソングのいいところですね。子供たちが歌っている姿を、ぜひ見てみたいです。


<商品情報>
Get the glory                           
アーティスト名:中ノ森文子
発売日:6月11日
価格:1,100円(税抜)

CD購入者対象のスペシャルイベント開催決定!
■2014.7.13(日)16:00 アリオ八尾 1階レッドコート
■2014.7.19(土)14:00 ららぽーと豊洲 シーサイドデッキ メインステージ

【内容】:ミニライブ&握手会
【観覧方法】:観覧フリー
6月11日発売シングル「Get the glory」封入の握手券をお持ちの方、また当日会場にて同シングルをご購入の方はミニライブ終了後の握手会にご参加いただけます。

詳しくは公式サイト へ!
鼻がいい具合ですね( -д-)ノ