まとめると~
●『ARIA』完全新作『ARIA The AVVENIRE』の制作が決定
●特報が公開された
●キャストコメントも公開された!
1stシーズンから10年目を迎える2015年、記念プロジェクト「蒼のカーテンコール」が始動して『ARIA』の完全新作アニメ『ARIA The AVVENIRE』制作が決定した。
佐藤順一、吉田玲子などのARIAシリーズの制作陣が再集結するほか、2015年9月26日にはイベント上映されることも決定。
さらにメインキャストが解禁。コメントも公開された!
●葉月絵里乃(役名:水無灯里)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
10年前のアニメスタート時には、こんなに長く付き合う作品になるとは想像もしていませんでした。アフレコ以外にも、ラジオやイベントや歌など、表現者としていろんな機会を沢山与えて頂いて。初めてそういった場を与えて頂き皆様に『葉月絵理乃』を知って頂けたのもまさにARIAのお陰。10年経った今、私にとって特別でありながら日常の中に当たり前に溶け込んでいて特別と認識していない、いつでもそばに寄り添っている大切な作品です。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
私がひとつひとつのお仕事が初めての連続だったので、芝居にしてもコメントにしても、合っているのかダメなのかさえもわからない、いつも不安であたふたしていました。そんな自信のなさ加減からほわほわな灯里が出来上がっていったのだと思います。でも、キャストのみんなに助けられ、スタッフのみなさんと仲良くして頂き、灯里の成長と共に私もたくさんの経験を積ませて頂きました。その過程と結果が、プリマになった灯里と重なって本当に私自身を見ているようです。灯里がプリマになれたのは、みんながそばにいてくれたからだと今もそう感じています。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
また会えましたね!! 『ARIA』が終わってからも、ずーっとファンでいて下さる事ちゃんと伝わっています! 学年が上がったり、社会人になったり、お父さんお母さんになったり、ヴェネツィアに行ったり、学校や仕事で大変だった事、幸せだった事、この10年でそれぞれいろんな事があったと思います。そんな自分の足跡を少し振り返りながら、もう一度ネオ・ヴェネツィアの世界に浸って下さい。変化した事もしていない事も、また新たな発見があると思います。また皆様とARIAを楽しむ空間を共有できる事をとても嬉しく思っています。
●斎藤千和(役名:藍華)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
もう10年になるんですね。まずそれにびっくりしてしまいました。そのくらい何故かいつも私の側にあり、寄り添ってくれていた作品のような気がします。今でも定期的にみんなで同窓会をしている珍しいチームですし、私にとって未だに大事な作品です。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
藍華の魅力は「常に向上心を持ち努力を惜しまないところ」だと思っています。晃さんもそうだから、まさに姫屋スピリッツですね。私自身も仕事などで辛くなった時、藍華を思い出して自分を奮い立たせたことが何度もありました。あとは「乙女心担当」(笑)なところ! 本当に大好きなキャラクターです。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
またお会い出来る日が来ることを願って、信じて、待っていました。今回はどんな素敵に巡り会えるのか。『ARIA』の世界がどんな奇蹟をもたらしてくれるのか、想像しただけで心が踊ってしまいます……なんて、恥ずかしいセリフ禁止! 自分っ!!
●広橋涼(役名:アリス)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
『ARIA』はアリスという役を通して、自分を振り返った作品だったように思います。当時のインタビューやコメントは顔が赤くなるくらい、アリスを語りつつ自分をそのまんま語っていました。似ていて嬉しくなる部分、歯がゆくなる部分、彼女と子供の頃の自分をたくさん重ねていました。なので、少し気恥かしくも本当に『わたしの大事な作品』なのです。人生とは見方や感じ方でいくらでも素敵に豊かになるのだと気付かせてもらいました。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
大事な大事なわたしの可愛い友達です。周りが思っている以上に不器用で、子供で、頑固で、素直で、一生懸命で、見守らずにはいられない人です。淡々とした言葉に、それ以上にたくさん考えているんだろうなとハッとさせられたこともたくさんあります。どのお話も大好きですが、アテナさんに歌を歌うシーンは今でも見ると泣いてしまいます。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
まさかまさかの完全新作です。みなさま以上に驚いています。またARIAのみんなに会える、演じられる、こんなに素敵な奇跡はありません。とにかく“でっかい”たのしみです!!
●大原さやか(役名:アリシア)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
最後に関わってからこれだけ時間が経っているのに、少しも記憶が色あせていません。むしろ、よりみずみずしく、愛おしく……。ネオ・ヴェネツィアは、まるで自分の故郷のように、つねに大切な場所として心のなかにあります。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
ときどきイライラしたり、自分を見失いそうになったときに、アリシアさんの「あらあら、うふふ」を思い出してみたり、日常のなにげないものの中に素敵なものを見つけると、アリシアさんならなんて言うかなあと考えたり……。いつも笑顔で、誰かの心にスッと寄り添える人。私にとって、すてきな大人の代表であり、憧れの女性です。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
『ARIA』の新作が決定してから、驚くほどたくさんの喜びの声を聞きます。10年経っても、わたしの中でそうであったように、ファンのみなさんの心のなかにもあたたかく息づいていたのだと思うと、とても幸せです。変わらないキャスト、スタッフとともに、懐かしいネオ・ヴェネツィアで、お待ちしています!
●西村ちなみ(役名:アリア社長)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
『ARIA』は、私にとって愛しい愛しい宝物です。何気ない日常のすてきさを改めて気づかせてくれて、キラキラ輝く言葉に包まれて、私自身がたくさんの宝物をもらいました。こんなにも、スタッフ、キャスト、ファンの皆さんに愛されてる作品に参加出来て、ただただ感謝です。そして、ARIAのご縁でひろがった“すてき”が10年経った今でも起こっているのは、凄い事なんですっ! アフレコスタジオにゆったり流れる心地よいショーロクラブの音楽。休憩中にふるまわれたお話にちなんだお茶。どれも素敵な思い出です。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
アリア社長の第一印象は、あまりよく覚えてないんですけど(笑)。原作本を読んで『ぷいにゅ~』のセリフを見て、自分の中では声のイメージはすんなり入ってきました。鳴き声だけのキャラクターをやる時に心がけてるのが、“鳴いている”ではなくて、“しゃべっている”というのを常に忘れない事。『ぷいにゅ~』の言葉の中に込められた社長の気持ちといつも寄り添っていたいと思って命を吹き込んでました。アリア社長は私によく似て、とても食いしん坊(笑)。美味しそうにご飯を食べてる社長をほっこりした気持ちで見てもらえたらいいなぁと感じてました。演じている時、スタジオがほんわか空気になったり、ぷぷって笑ってもらえたりすると『やったぁ!』と内心思っていたりしてました。
2期、3期になってくると、周りのメンバーも『今、◯◯って喋ったでしょ?』って突っ込まれるくらい、自由にのびのびと演じさせてもらいましたね。サトジュンさん(佐藤順一監督)、アリア社長と出会わせてくれて本当にありがとうございます。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
『ARIA』を今でもずっと大事に思って下さって、本当に嬉しいです。ファンの皆さんの作品への思いは、ラジオをやっていた時にもすごく伝わってきました。アニメを見てヴェネチアに行った人のなんと多い事かっ! 『ARIA』という一つの作品の種が、皆さんの愛情でたくさんの芽が出て、今また“すてきんぐ”な花が咲きました。関わった全てのスタッフさん、キャスト、応援して下さっているファンの皆さん、みんなで作り上げたものだと思っています。どうぞ、いつもそばに『ARIA』が寄り添っている事を忘れないで下さいね。
●皆川純子(役名:晃)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
とても大切な作品です。心の中にある宝箱のような存在。時々そっと鍵を開けては満たされ、癒される感じです。アフレコしている時も号泣、オンエアを見る時も号泣、こんなに制御が効かず泣くなんて、役者失格なんじゃないかと自分で心配になるほど泣きました(笑)。でもその涙は全部、人が人を思う優しい気持ちに触れた時に流れた涙だったんです。毎回心が浄化されていくようでした。この作品と出会えてよかったと、晃を演じさせてもらえてよかったと、心から思える大切な作品です。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
登場人物みんなそうなのですが、晃さんのセリフも本当に心に響く大好きな言葉が多くて、彼女が何を思いその言葉を使ったのか、どんな気持ちで言ったのか、晃を演じるにあたっていろいろ思いめぐらせた結果、彼女から一番いろいろ教わったのは、(晃の教えを受ける)藍華ちゃんではなく、実は私かもしれないなと思っています。だって藍華ちゃんは私よりずっとずっと良くできた子ですから。私にとって晃さんは、彼女のような人になりたいと思わせてくれる、憧れのキャラクターです。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
『ARIA』ファンの皆様、お久しぶりです。皆さんも、またこの作品に会えるとは思っていなかったのでは? 私は思ってなかったので、新作が出ると聞いた時はそれはもう嬉しくて変な声が出ました(笑)。きっと好きでいてくださる方は、この作品を私と同じくとても大切に思ってくれていると思うんです。だから、期待を裏切らないよう、大切に、丁寧に、大胆なようでいて繊細に、みなさんに「やっぱり『ARIA』が大好き」と思ってもらえるように、思いをこめて晃を演じたいと思います。楽しみ待っていてくださいね。
●水橋かおり(役名:アイ)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
私にとっても、そしてみなさんにとってもだと思うのですが、なにかと忙しい日常の中にぽっかり浮かんだ優しいオアシスのような作品です。観ていると温かい気持ちになれる、そんな作品です。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
アリシアさんの想いを灯里ちゃんが継いだように、アイちゃんも早く一人前になって、灯里ちゃんの想いを受け継いで欲しいなあと思っています。のんびりでもいいので、たくましく成長してくれたらなあと。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
お久しぶりの『ARIA』ですが、みなさまの期待を裏切らない出来になると信じています。またひととき、もしよければこれからずっと、わたしたちにお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ARIA The AVVENIRE(アリア ジ アッヴェニーレ)
公開日:2015年9月26日(土)
<STAFF>
原作:天野こずえ『ARIA』(ブレイドコミックス/マッグガーデン刊)
監督/シリーズ構成:佐藤順一
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:音地正行
音楽 : Choro Club feat. Senoo
制作:TYOアニメーションズ
製作・配給:松竹
<CAST>
水無灯里:葉月絵理乃
藍華:斎藤千和
アリス:広橋 涼
アリシア:大原さやか
アリア社長:西村ちなみ
晃:皆川純子
アイ:水橋かおり
アテナ:川上とも子
『ARIA The AVVENIRE』公式HP
公式Twitter @ARIATheAVVENIRE
(C)2015 天野こずえ/マッグガーデン・ARIAカンパニー
(C)2015 Kozue Amano/MAG Garden・ARIAcompany All Rights Reserved
…息の長いシリーズになったね!
佐藤順一、吉田玲子などのARIAシリーズの制作陣が再集結するほか、2015年9月26日にはイベント上映されることも決定。
さらにメインキャストが解禁。コメントも公開された!
●葉月絵里乃(役名:水無灯里)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
10年前のアニメスタート時には、こんなに長く付き合う作品になるとは想像もしていませんでした。アフレコ以外にも、ラジオやイベントや歌など、表現者としていろんな機会を沢山与えて頂いて。初めてそういった場を与えて頂き皆様に『葉月絵理乃』を知って頂けたのもまさにARIAのお陰。10年経った今、私にとって特別でありながら日常の中に当たり前に溶け込んでいて特別と認識していない、いつでもそばに寄り添っている大切な作品です。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
私がひとつひとつのお仕事が初めての連続だったので、芝居にしてもコメントにしても、合っているのかダメなのかさえもわからない、いつも不安であたふたしていました。そんな自信のなさ加減からほわほわな灯里が出来上がっていったのだと思います。でも、キャストのみんなに助けられ、スタッフのみなさんと仲良くして頂き、灯里の成長と共に私もたくさんの経験を積ませて頂きました。その過程と結果が、プリマになった灯里と重なって本当に私自身を見ているようです。灯里がプリマになれたのは、みんながそばにいてくれたからだと今もそう感じています。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
また会えましたね!! 『ARIA』が終わってからも、ずーっとファンでいて下さる事ちゃんと伝わっています! 学年が上がったり、社会人になったり、お父さんお母さんになったり、ヴェネツィアに行ったり、学校や仕事で大変だった事、幸せだった事、この10年でそれぞれいろんな事があったと思います。そんな自分の足跡を少し振り返りながら、もう一度ネオ・ヴェネツィアの世界に浸って下さい。変化した事もしていない事も、また新たな発見があると思います。また皆様とARIAを楽しむ空間を共有できる事をとても嬉しく思っています。
●斎藤千和(役名:藍華)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
もう10年になるんですね。まずそれにびっくりしてしまいました。そのくらい何故かいつも私の側にあり、寄り添ってくれていた作品のような気がします。今でも定期的にみんなで同窓会をしている珍しいチームですし、私にとって未だに大事な作品です。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
藍華の魅力は「常に向上心を持ち努力を惜しまないところ」だと思っています。晃さんもそうだから、まさに姫屋スピリッツですね。私自身も仕事などで辛くなった時、藍華を思い出して自分を奮い立たせたことが何度もありました。あとは「乙女心担当」(笑)なところ! 本当に大好きなキャラクターです。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
またお会い出来る日が来ることを願って、信じて、待っていました。今回はどんな素敵に巡り会えるのか。『ARIA』の世界がどんな奇蹟をもたらしてくれるのか、想像しただけで心が踊ってしまいます……なんて、恥ずかしいセリフ禁止! 自分っ!!
●広橋涼(役名:アリス)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
『ARIA』はアリスという役を通して、自分を振り返った作品だったように思います。当時のインタビューやコメントは顔が赤くなるくらい、アリスを語りつつ自分をそのまんま語っていました。似ていて嬉しくなる部分、歯がゆくなる部分、彼女と子供の頃の自分をたくさん重ねていました。なので、少し気恥かしくも本当に『わたしの大事な作品』なのです。人生とは見方や感じ方でいくらでも素敵に豊かになるのだと気付かせてもらいました。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
大事な大事なわたしの可愛い友達です。周りが思っている以上に不器用で、子供で、頑固で、素直で、一生懸命で、見守らずにはいられない人です。淡々とした言葉に、それ以上にたくさん考えているんだろうなとハッとさせられたこともたくさんあります。どのお話も大好きですが、アテナさんに歌を歌うシーンは今でも見ると泣いてしまいます。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
まさかまさかの完全新作です。みなさま以上に驚いています。またARIAのみんなに会える、演じられる、こんなに素敵な奇跡はありません。とにかく“でっかい”たのしみです!!
●大原さやか(役名:アリシア)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
最後に関わってからこれだけ時間が経っているのに、少しも記憶が色あせていません。むしろ、よりみずみずしく、愛おしく……。ネオ・ヴェネツィアは、まるで自分の故郷のように、つねに大切な場所として心のなかにあります。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
ときどきイライラしたり、自分を見失いそうになったときに、アリシアさんの「あらあら、うふふ」を思い出してみたり、日常のなにげないものの中に素敵なものを見つけると、アリシアさんならなんて言うかなあと考えたり……。いつも笑顔で、誰かの心にスッと寄り添える人。私にとって、すてきな大人の代表であり、憧れの女性です。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
『ARIA』の新作が決定してから、驚くほどたくさんの喜びの声を聞きます。10年経っても、わたしの中でそうであったように、ファンのみなさんの心のなかにもあたたかく息づいていたのだと思うと、とても幸せです。変わらないキャスト、スタッフとともに、懐かしいネオ・ヴェネツィアで、お待ちしています!
●西村ちなみ(役名:アリア社長)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
『ARIA』は、私にとって愛しい愛しい宝物です。何気ない日常のすてきさを改めて気づかせてくれて、キラキラ輝く言葉に包まれて、私自身がたくさんの宝物をもらいました。こんなにも、スタッフ、キャスト、ファンの皆さんに愛されてる作品に参加出来て、ただただ感謝です。そして、ARIAのご縁でひろがった“すてき”が10年経った今でも起こっているのは、凄い事なんですっ! アフレコスタジオにゆったり流れる心地よいショーロクラブの音楽。休憩中にふるまわれたお話にちなんだお茶。どれも素敵な思い出です。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
アリア社長の第一印象は、あまりよく覚えてないんですけど(笑)。原作本を読んで『ぷいにゅ~』のセリフを見て、自分の中では声のイメージはすんなり入ってきました。鳴き声だけのキャラクターをやる時に心がけてるのが、“鳴いている”ではなくて、“しゃべっている”というのを常に忘れない事。『ぷいにゅ~』の言葉の中に込められた社長の気持ちといつも寄り添っていたいと思って命を吹き込んでました。アリア社長は私によく似て、とても食いしん坊(笑)。美味しそうにご飯を食べてる社長をほっこりした気持ちで見てもらえたらいいなぁと感じてました。演じている時、スタジオがほんわか空気になったり、ぷぷって笑ってもらえたりすると『やったぁ!』と内心思っていたりしてました。
2期、3期になってくると、周りのメンバーも『今、◯◯って喋ったでしょ?』って突っ込まれるくらい、自由にのびのびと演じさせてもらいましたね。サトジュンさん(佐藤順一監督)、アリア社長と出会わせてくれて本当にありがとうございます。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
『ARIA』を今でもずっと大事に思って下さって、本当に嬉しいです。ファンの皆さんの作品への思いは、ラジオをやっていた時にもすごく伝わってきました。アニメを見てヴェネチアに行った人のなんと多い事かっ! 『ARIA』という一つの作品の種が、皆さんの愛情でたくさんの芽が出て、今また“すてきんぐ”な花が咲きました。関わった全てのスタッフさん、キャスト、応援して下さっているファンの皆さん、みんなで作り上げたものだと思っています。どうぞ、いつもそばに『ARIA』が寄り添っている事を忘れないで下さいね。
●皆川純子(役名:晃)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
とても大切な作品です。心の中にある宝箱のような存在。時々そっと鍵を開けては満たされ、癒される感じです。アフレコしている時も号泣、オンエアを見る時も号泣、こんなに制御が効かず泣くなんて、役者失格なんじゃないかと自分で心配になるほど泣きました(笑)。でもその涙は全部、人が人を思う優しい気持ちに触れた時に流れた涙だったんです。毎回心が浄化されていくようでした。この作品と出会えてよかったと、晃を演じさせてもらえてよかったと、心から思える大切な作品です。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
登場人物みんなそうなのですが、晃さんのセリフも本当に心に響く大好きな言葉が多くて、彼女が何を思いその言葉を使ったのか、どんな気持ちで言ったのか、晃を演じるにあたっていろいろ思いめぐらせた結果、彼女から一番いろいろ教わったのは、(晃の教えを受ける)藍華ちゃんではなく、実は私かもしれないなと思っています。だって藍華ちゃんは私よりずっとずっと良くできた子ですから。私にとって晃さんは、彼女のような人になりたいと思わせてくれる、憧れのキャラクターです。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
『ARIA』ファンの皆様、お久しぶりです。皆さんも、またこの作品に会えるとは思っていなかったのでは? 私は思ってなかったので、新作が出ると聞いた時はそれはもう嬉しくて変な声が出ました(笑)。きっと好きでいてくださる方は、この作品を私と同じくとても大切に思ってくれていると思うんです。だから、期待を裏切らないよう、大切に、丁寧に、大胆なようでいて繊細に、みなさんに「やっぱり『ARIA』が大好き」と思ってもらえるように、思いをこめて晃を演じたいと思います。楽しみ待っていてくださいね。
●水橋かおり(役名:アイ)
――最初のTVシリーズ放映から10年が経ち、完全新作の制作が発表されました。『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
私にとっても、そしてみなさんにとってもだと思うのですが、なにかと忙しい日常の中にぽっかり浮かんだ優しいオアシスのような作品です。観ていると温かい気持ちになれる、そんな作品です。
――ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
アリシアさんの想いを灯里ちゃんが継いだように、アイちゃんも早く一人前になって、灯里ちゃんの想いを受け継いで欲しいなあと思っています。のんびりでもいいので、たくましく成長してくれたらなあと。
――『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
お久しぶりの『ARIA』ですが、みなさまの期待を裏切らない出来になると信じています。またひととき、もしよければこれからずっと、わたしたちにお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ARIA The AVVENIRE(アリア ジ アッヴェニーレ)
公開日:2015年9月26日(土)
<STAFF>
原作:天野こずえ『ARIA』(ブレイドコミックス/マッグガーデン刊)
監督/シリーズ構成:佐藤順一
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:音地正行
音楽 : Choro Club feat. Senoo
制作:TYOアニメーションズ
製作・配給:松竹
<CAST>
水無灯里:葉月絵理乃
藍華:斎藤千和
アリス:広橋 涼
アリシア:大原さやか
アリア社長:西村ちなみ
晃:皆川純子
アイ:水橋かおり
アテナ:川上とも子
『ARIA The AVVENIRE』公式HP
公式Twitter @ARIATheAVVENIRE
(C)2015 天野こずえ/マッグガーデン・ARIAカンパニー
(C)2015 Kozue Amano/MAG Garden・ARIAcompany All Rights Reserved
…息の長いシリーズになったね!