写真左から鈴木このみさん、原田ひとみさん、上坂すみれさん、石川界人さん、
戸松遥さん、井口裕香さん、茅野愛衣さん、木村良平さん
戸松遥さん、井口裕香さん、茅野愛衣さん、木村良平さん
まとめると…
●TVアニメ『魔弾の王と戦姫(ヴァナディース)』ファン感謝イベントが開催された
●石川界人さん、戸松遥さん、上坂すみれさん、井口裕香さん、茅野愛衣さん、木村良平さん、原田ひとみさん、鈴木このみさんが大集合
●大先輩が“マナーの成っていない後輩”になりきる!?
昨年10~12月に放送されたTVアニメ『魔弾の王と戦姫』のファン感謝イベントが4月12日(日)に東京・一ツ橋ホールで昼と夜の2回開催されました。この記事では夜の部の模様をお送りします!
鈴木このみさん
冒頭、鈴木このみさんによるTVアニメOPテーマ「銀閃の風」で会場がさっそく沸くと、出演者の石川界人さん(ティグル役)、戸松遥さん(エレン役)、上坂すみれさん(ティッタ役)、井口裕香さん(リム役)、茅野愛衣さん(ソフィー役)、そしてMCを務める木村良平さん(ザイアン役)が登場。
演じるティッタにならってメイド風の衣装を着た上坂さんが客席の「回って~!」という声に応えて一回転、一斉に「かわいい~!」という声が飛ぶ(上坂さんは赤面)など、賑やかなスタートを切ります。
左から石川界人さん・戸松遥さん・上坂すみれさん
左から井口裕香さん・茅野愛衣さん・木村良平さん
まずは『魔弾トーク』と題して、「佐藤竜雄監督とプロデューサーが選ぶ思い入れの強いシーン」を3つ紹介。それぞれ真剣な場面ではあるのですが、スクリーンに映る映像が、
●第2話でティッタが、“ゲス”キャラの悪役・ザイアンに追い詰められて服を切り裂かれるシーン
●第7話で死の女神ティル=ナ=ファに体を乗っ取られたティッタが、ティグルに矢を撃たれて服を弾き飛ばされるシーン
●第1話で、井戸のそばを通りかかったティグルが水浴びをしているエレンに遭遇するシーン
という、女性キャラが“下着をさらされる→裸にされる→最初から全裸”……の3連コンボだったため、会場の男性ファンから歓喜の声が。いずれも映像がパッと出た瞬間に「あそこだー!」とばかりに来場者が沸き、その情熱と記憶力のよさが伺えました。ティッタを追い詰めたザイアン役の木村さんが「自分で演じているのですけど、クズですねえ(笑)」と言って場内を和ませます。TVアニメでは第3話で戦死したザイアン(木村さん)でしたが、この日は主役級の活躍を見せることになります。
≪魔弾トーク≫
それから続いてのコーナーは「教えてザイアン先生」。こちらはラジオ『ティグルとリムの魔弾ラジオ』で行っていた「教えてリム先生」の特別バージョン。本来は新人声優の石川さん(ティグル)が先輩である井口さん(リム)から社会の厳しさを教えてもらうという趣旨のコーナーですが、この先生役を今回はザイアンこと木村さんが担当。テーマを「マナーが成っていない新人への気まずくならない指導」として、“木村さんが新人声優になりきり、他の出演者が先輩としてマナーを教える”ということになりました。本来は先輩である木村さんを注意しなければならない、という事態にステージ上は騒然。そんな木村さん(新人役)と各出演者(先輩役)のやりとりはこちら。
≪教えてザイアン先生≫
新人声優(役)を演じる木村さん
【木村さん×戸松さん】
仕事の集合時間に遅刻してきて、イスにふんぞり返る木村さん。その悪態を穏やかに注意しようとする戸松さん(先輩)に、「大丈夫っすよ。時計遅れてるんじゃないっすか? アッハッハ!」とすがすがしいほどチャラいリアクションを放つ木村さん。この勢いに戸松さんも「ごめんね、私が悪かった……」と、苦笑いするしかありませんでした。
【木村さん×上坂さん】
新人を立って待ちかまえる上坂さんに、「今日眠いなあ、早く帰ってゲームやりたい」とボヤきながら近づく木村さん。そして「ねえ、あのゲームやりました?」と話しかけると、上坂さんは「ごめんなさい、聞いてなかった」と一刀両断。どうも新人を演じるのが自身だと思っていたようで、「マナーが成っていないのは私のほうでした!」と申し訳なさそうにしていました。かと思えば木村さんから「失礼な新人なんか勝手に潰れていけばいいんですよ!」と、“本物の先輩”らしいフォローも。
【木村さん×井口さん】
ここで趣向を変え、木村さんが新人声優なのはそのままで、井口さんがマネージャーを演じることになりました。咳き込みながら電話をかけ、「風邪気味なんで休みたい」と告げる木村さん。しかしここで井口マネージャーが「しんどそうだけど間に合いそうだから、現場監督と音響監督の判断に任せましょう。キミならできる!」と跳ね返し、木村さんもお手上げ。井口さんから「休む判断をするのは自分じゃないですからね」というリアルな言葉も飛び出しました。
【木村さん×茅野さん】
仕事が終わったという設定で、「みなさん飲み行くんですか? 俺も行きます」とこれまたチャラいノリで話し出す木村さん。「安いところがいいっす」と言うと、茅野さんは動じず「私に話しかけてる? 飲み会、企画してくれてるの? お店は予約してくれてる? キミ新人だよね? 先輩を誘うときはまずお店の確保……」とまくしたて、木村さんも「すみませんでした、予約行ってきまーす!」と逃走。設定とはいえ茅野さんの出す貫禄は圧巻でした。
【木村さん×石川さん】
ステージ上に並んでいたイスのド真ん中に堂々と座る木村さん。石川さんが緊張しながら「そこは主演の人の席だから座っちゃダメ……」と注意するも木村さんは態度を変えず、「顔色悪いですけど、さっき飲んでたレッドブル何本目ですか?」「3本目? カフェインって1日の摂取量に限度があると思うんですよ」「その顔色、野菜摂ってなくないですか?」と、怒涛の勢いで石川さんの緊張具合をいじり倒します。
演じたザイアンが作品序盤で退場したとは思えないほどこの日の舞台を引っ張っていた木村さん。このあとクイズ企画で「ザイアンのセリフは計何回でしょう」という問題が出たり、その解答の映像で全セリフが流されたり、朗読劇『ザイアンの復讐』では怨霊として主役級の活躍をするなど、この日ザイアンと木村さんはフル回転でした。
その朗読劇からは原田ひとみさん(ヴァレンティナ役)も参加。最後のライブパートでは鈴木このみさんが再び登場しEDテーマ(第10話)であり、OPカップリング曲である「竜星鎮魂歌」を、原田さんがEDテーマ「Schwarzer Bogen」を披露し、ファンを大いに沸かせます。
≪戦姫を目指せ(お題に答えて上位の格付けを目指す企画)≫
≪朗読劇≫
原田ひとみさん登場
≪鈴木さん、原田さんライブステージ≫
最後は石川さんが「ティグルという役をキャスト、スタッフ、ファンの方々のおかげで楽しく演じることができました。原作も本当におもしろいのでこれからも応援してもらえたらなと思います。ありがとうございました!」と主演らしくビシッと決め、大きな拍手とともに終演となりました。
TVアニメ『魔弾の王と戦姫』のBlu-ray・DVDは第5巻まで販売中、最終第6巻も5月24日(日)に発売予定。原作ライトノベルも第11巻まで出版されています。“本当におもしろい”作品の本当に楽しいイベントがまた実現するよう、今後も応援していきましょう。
TVアニメ『魔弾の王と戦姫』公式サイト
http://www.madan-anime.jp/
鈴木このみさん
冒頭、鈴木このみさんによるTVアニメOPテーマ「銀閃の風」で会場がさっそく沸くと、出演者の石川界人さん(ティグル役)、戸松遥さん(エレン役)、上坂すみれさん(ティッタ役)、井口裕香さん(リム役)、茅野愛衣さん(ソフィー役)、そしてMCを務める木村良平さん(ザイアン役)が登場。
演じるティッタにならってメイド風の衣装を着た上坂さんが客席の「回って~!」という声に応えて一回転、一斉に「かわいい~!」という声が飛ぶ(上坂さんは赤面)など、賑やかなスタートを切ります。
左から石川界人さん・戸松遥さん・上坂すみれさん
左から井口裕香さん・茅野愛衣さん・木村良平さん
まずは『魔弾トーク』と題して、「佐藤竜雄監督とプロデューサーが選ぶ思い入れの強いシーン」を3つ紹介。それぞれ真剣な場面ではあるのですが、スクリーンに映る映像が、
●第2話でティッタが、“ゲス”キャラの悪役・ザイアンに追い詰められて服を切り裂かれるシーン
●第7話で死の女神ティル=ナ=ファに体を乗っ取られたティッタが、ティグルに矢を撃たれて服を弾き飛ばされるシーン
●第1話で、井戸のそばを通りかかったティグルが水浴びをしているエレンに遭遇するシーン
という、女性キャラが“下着をさらされる→裸にされる→最初から全裸”……の3連コンボだったため、会場の男性ファンから歓喜の声が。いずれも映像がパッと出た瞬間に「あそこだー!」とばかりに来場者が沸き、その情熱と記憶力のよさが伺えました。ティッタを追い詰めたザイアン役の木村さんが「自分で演じているのですけど、クズですねえ(笑)」と言って場内を和ませます。TVアニメでは第3話で戦死したザイアン(木村さん)でしたが、この日は主役級の活躍を見せることになります。
≪魔弾トーク≫
それから続いてのコーナーは「教えてザイアン先生」。こちらはラジオ『ティグルとリムの魔弾ラジオ』で行っていた「教えてリム先生」の特別バージョン。本来は新人声優の石川さん(ティグル)が先輩である井口さん(リム)から社会の厳しさを教えてもらうという趣旨のコーナーですが、この先生役を今回はザイアンこと木村さんが担当。テーマを「マナーが成っていない新人への気まずくならない指導」として、“木村さんが新人声優になりきり、他の出演者が先輩としてマナーを教える”ということになりました。本来は先輩である木村さんを注意しなければならない、という事態にステージ上は騒然。そんな木村さん(新人役)と各出演者(先輩役)のやりとりはこちら。
≪教えてザイアン先生≫
新人声優(役)を演じる木村さん
【木村さん×戸松さん】
仕事の集合時間に遅刻してきて、イスにふんぞり返る木村さん。その悪態を穏やかに注意しようとする戸松さん(先輩)に、「大丈夫っすよ。時計遅れてるんじゃないっすか? アッハッハ!」とすがすがしいほどチャラいリアクションを放つ木村さん。この勢いに戸松さんも「ごめんね、私が悪かった……」と、苦笑いするしかありませんでした。
【木村さん×上坂さん】
新人を立って待ちかまえる上坂さんに、「今日眠いなあ、早く帰ってゲームやりたい」とボヤきながら近づく木村さん。そして「ねえ、あのゲームやりました?」と話しかけると、上坂さんは「ごめんなさい、聞いてなかった」と一刀両断。どうも新人を演じるのが自身だと思っていたようで、「マナーが成っていないのは私のほうでした!」と申し訳なさそうにしていました。かと思えば木村さんから「失礼な新人なんか勝手に潰れていけばいいんですよ!」と、“本物の先輩”らしいフォローも。
【木村さん×井口さん】
ここで趣向を変え、木村さんが新人声優なのはそのままで、井口さんがマネージャーを演じることになりました。咳き込みながら電話をかけ、「風邪気味なんで休みたい」と告げる木村さん。しかしここで井口マネージャーが「しんどそうだけど間に合いそうだから、現場監督と音響監督の判断に任せましょう。キミならできる!」と跳ね返し、木村さんもお手上げ。井口さんから「休む判断をするのは自分じゃないですからね」というリアルな言葉も飛び出しました。
【木村さん×茅野さん】
仕事が終わったという設定で、「みなさん飲み行くんですか? 俺も行きます」とこれまたチャラいノリで話し出す木村さん。「安いところがいいっす」と言うと、茅野さんは動じず「私に話しかけてる? 飲み会、企画してくれてるの? お店は予約してくれてる? キミ新人だよね? 先輩を誘うときはまずお店の確保……」とまくしたて、木村さんも「すみませんでした、予約行ってきまーす!」と逃走。設定とはいえ茅野さんの出す貫禄は圧巻でした。
【木村さん×石川さん】
ステージ上に並んでいたイスのド真ん中に堂々と座る木村さん。石川さんが緊張しながら「そこは主演の人の席だから座っちゃダメ……」と注意するも木村さんは態度を変えず、「顔色悪いですけど、さっき飲んでたレッドブル何本目ですか?」「3本目? カフェインって1日の摂取量に限度があると思うんですよ」「その顔色、野菜摂ってなくないですか?」と、怒涛の勢いで石川さんの緊張具合をいじり倒します。
演じたザイアンが作品序盤で退場したとは思えないほどこの日の舞台を引っ張っていた木村さん。このあとクイズ企画で「ザイアンのセリフは計何回でしょう」という問題が出たり、その解答の映像で全セリフが流されたり、朗読劇『ザイアンの復讐』では怨霊として主役級の活躍をするなど、この日ザイアンと木村さんはフル回転でした。
その朗読劇からは原田ひとみさん(ヴァレンティナ役)も参加。最後のライブパートでは鈴木このみさんが再び登場しEDテーマ(第10話)であり、OPカップリング曲である「竜星鎮魂歌」を、原田さんがEDテーマ「Schwarzer Bogen」を披露し、ファンを大いに沸かせます。
≪戦姫を目指せ(お題に答えて上位の格付けを目指す企画)≫
≪朗読劇≫
原田ひとみさん登場
≪鈴木さん、原田さんライブステージ≫
最後は石川さんが「ティグルという役をキャスト、スタッフ、ファンの方々のおかげで楽しく演じることができました。原作も本当におもしろいのでこれからも応援してもらえたらなと思います。ありがとうございました!」と主演らしくビシッと決め、大きな拍手とともに終演となりました。
TVアニメ『魔弾の王と戦姫』のBlu-ray・DVDは第5巻まで販売中、最終第6巻も5月24日(日)に発売予定。原作ライトノベルも第11巻まで出版されています。“本当におもしろい”作品の本当に楽しいイベントがまた実現するよう、今後も応援していきましょう。
TVアニメ『魔弾の王と戦姫』公式サイト
http://www.madan-anime.jp/