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この記事の内容は?
●3月22日(日)、AnimeJapan2015の声旬!ブース『飛蘭のZeroを知る!』のレポート
●出演は歌手の飛蘭さん。MCは橙灯が務める
●イベント終了後にはファンとのZero距離交流も

 AnimeJapan2015の声旬!ブース2日目のトリを飾ったのは歌手・飛蘭さんのステージ『飛蘭のZeroを知る!』。

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 のっけから「東京ゼロハーツ」(TVアニメ『東京ESP』OP)を熱唱した飛蘭さんは、「この感覚(ステージとファンの距離がめっちゃ近い!)久しぶりだ!」と挨拶。いつものライブとは違う距離感で歌った「東京ゼロハーツ」はファンにとっても飛蘭さんにとってもかなり思い出深い一曲になったようです。

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 そんな飛蘭さんだが、その名前の由来を知っている人は意外と少ないだろう。そこでまずは「どうして飛蘭という名前になったの?」からトークはスタート。これはデビュー前に上松範康さんから「“フェイ”という響きが好き」と言われたことがきっかけで、まずは“フェイ”の読みが決定したのだそう。それから蘭の花のように美しく、羽ばたいていきたいという意味を込めて「飛蘭(フェイラン)」という名前が誕生したという。現在はまさにその通りに、数々のアニメ、ゲームソングを美しく歌い続けている飛蘭さん。名前に込めた思いは見事に形になったというわけだ。

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 以降も飛蘭さんの過去の話を中心になかなかコアなステージが続くが、そんな中で「奇跡の一枚」と本人が評する写真がスクリーンに映し出された。

 確かに若い頃の飛蘭さんの写真に間違いなく、被写体も美しいことに変わりないのだが……奇跡と呼ぶほどでは……と、誰もがそう思ったときに飛蘭さんの口から意外なひとことが!

「当時は変顔しか写真がなかったので、普通に映っているこの写真は奇跡なんですよ」

 え……? 変顔? どうやら当時の飛蘭さんは友達を笑わせることに全力だったそうで、残っている写真は全部「おもしろ顔」ばかりだという。もちろんそれも今回のステージのために用意していたというのだが、事務所から「これはやめておきましょう」と釘を刺されてしまったようでお蔵入り……。お蔵入り……のハズだがよくよく探すと……げふんげふん。

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 さて、学生時代は“書道”という選択肢もあった飛蘭さんが、なぜ音楽業界に入ったのか、その理由もステージ上で明かされた。これは学生時代、安室奈美恵さんのダンスに憧れて沖縄アクターズスクール東京校に入学をしたことがきっかけになったのだそう。これを支えてくれたのが音楽一家である両親と祖父母の応援だ。特におばあさまは、今でも飛蘭さんのライブに足を運んでいるそうで「ライブ前にみんなが“飛蘭ー!”と名前を呼んでくれるんですが、そこから大号泣しています」と、自身のファンであることも紹介してくれた。 

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 ほかにも時間いっぱいを使って、知られざる飛蘭さんの秘密がいくつも語られた今回のイベント。ブースに遊びに来てくれた人は、今まで以上に飛蘭さんのことを好きになったに違いないだろう。

 イベント終了後、ライブツアーのチケットを購入したファンとの握手&トークでは、文字どおりZero距離での交流を楽しんだ飛蘭さん。今後はファンとの距離が近いイベントも増えていくかもしれないぞ!

ということで2日間のAJを延々と声旬!ブースで過ごしたライター牧田です。遊びに来てくれたお客さんの顔を見ていると「お、あのイベントで見たことあるぞ」とか「このペンネームはあの人だったんだ!」みたいな発見があって楽しかったです。これからも声旬!presentsのイベントでお会いしましょうー。