まとめると~
●牧野由依が8月18日にメジャーデビュー10周年を迎えた
●10周年を記念してワンマンライブが行われたぞ
●その模様を少しだけご紹介!
2005年8月18日のメジャーデビューから今年、 満10周年を迎えた声優アーティスト“牧野由依”が、 8月22日(土)、 10周年を記念してのワンマンライブ【Yui Makino 10th Anniversary LIVE~So Happy!!~】を東京・赤坂BLITZにて開催した。
昨年、 11月よりこの日を迎えるまでに毎月1回、 カウントダウンイベント「Yui Makino Monthly Event “CountDown”」を実施してきた彼女。スタッフが順に担当を持ちまわり、 毎回、 場所・内容など変え、 趣向を凝らした内容で構成、 よりファンと近い形で共にカウントダウンを楽しんだ。 チケットはすべてSOLD OUT。
加えて、 今年に入り、 海外での活動も充実。 2月の香港に始まり、 ベトナム、 カナダ、 シンガポール等の遠征で、 ひとまわりもふたまわりも大きく、 そして自信にもつながった中で、 満を持しての国内ワンマンライブ。 いうまでもなく、 今回も満員御礼! 全国から立ち見も合わせ約800人が詰めかけた。
このワンマンライブへの下準備は万全を期しており、 またファンの期待度も大きく、 それに応えるべく本人の気合いも十二分。 まだかまだかと待ちわびる中、 18:00に幕が一気に振り落とされ、 ステージセンターに立つ牧野に大きな歓声が上がった。
オープニングは、 1stアルバム『天球の音楽』に収録されている曲「夏休みの宿題」からスタート。 そこから、 昨年、 発表した牧野初の配信シングル「88秒フライト」から、 「もどかしい世界の上で」を立て続けに披露したところで最初のMCへ。
「あっという間に10年が経ってしまいました。 今日は私から皆さんにハッピーを届けられたらなと思います」
そして、これまでを振り返るかのように「碧の香り」「ウンディーネ」などのシングル曲を中心に続々と披露し勢いを増す。
ステージ中盤。 牧野は黄色から白のドレスへと衣装チェンジで再び登場し、 牧野のコンサートでは恒例のクラシックコーナーへ。 “クラシックをもっと身近に感じてほしい”との思いから始めたといい、 今回は古くからの友人を迎え、 2人でピアノの連弾演奏。 プロのピアニスト顔負けの見事な演奏に客席は静まり返ったが、 巨大スクリーンに映し出されたその真剣すぎる真顔に会場から、 くすっと笑いが起こった。 本人の「なんか一瞬、 笑いが起きたんですけど……なんで?」の突っ込みでさらに大きな笑いに包まれた。
クラシックコーナーの次は、 温め続け今年6月に発売をした10周年記念シングル「きみの選ぶみち」を牧野のピアノでしっとりと、 徐々に壮大なスケールに。 そして「旅をテーマにした4枚目のアルバムを10月7日に発売します!」とのいきなりの告知の後、 新曲「ワールドツアー」を初披露。 このスペシャルプレゼントにファンは大興奮。 コール&レスポンスで新曲ながら早速、 自分たちのものにし、 静かに楽しんでいたファンの動きも次第に大きくなっていった。 その勢いのままタイアップも付いた代表曲が3連発。 「囁きは“Crescendo”」ではハートが紙飛行機のように会場に舞い、 「お願いジュンブライト」ではサビで定番のフリを、 「ふわふわ♪」ではスクリーンに映し出されたキュンとなる歌詞のフレーズが浮かんでは消えて……。 曲に合った演出で次々と披露され本編最後は、 盛り上がり曲の定番「Cluster」で締めくくった。
鳴りやまないアンコールの中、 今回のワンマンの為に作ったTシャツに着替え再登場。 先日、 初めて挑戦したミュージカル『うたかふぇ』での曲「わたしのオモチャ箱」、 そしてここでまたまたニューアルバムの告知を入れての新曲「星に願うなら」。 ファンにとってのハッピーをこれでもかと届け続ける。
またアンコールになってからは1曲歌うごとにMCを披露。10年を振り返りながら、 感謝の気持ちを伝え続けた。
「デビューする時は、 歌ってどうやって歌うんだろう、 って迷った事もありました。 楽しい事ばかりではなかったけど、 ここまで導いてくれた多くのスタッフや楽曲達に感謝しています。 ここで終わりではないので、 ちょっとずつでもお返しができるように、 また多くのファンの皆さんにも“牧野を応援してよかった”って思ってもらえるようにこれからも頑張ります!」
そして、 デビュー前のオーディションで弾き語りで歌った曲「オムナマグニ」をトイピアノを演奏しながら、 そしてオーラスは10年間、 大切に歌い続けてきたデビュー曲「アムリタ」で10th Anniversary Liveは幕を下ろした。
大きな声援の中、 ステージを降りようとしたところでサプライズ。 牧野本人には内緒で、 高校時代の恩師が花束を持って登場。 ここまで涙を見せず走りきった彼女の目に一気に大粒の涙が溢れた。 動揺を隠しきれないまま、 デビュー当時の先生とのやりとりを振り返るも、 締めに締めきれず、 ここで思い出したかのように「10月7日にアルバム発売します!」、 そして当日の朝に決まったという「11月23日に恵比寿ガーデンホールにてコンサート、決定しました!」の告知。 なんとも牧野らしいが、 最後はきちんとファンの皆さんへの感謝の言葉をのべて10周年のワンマンライブは終了した。
終演後には、 昨年からのカウントダウンイベントに全回参加の約40名の皆さんへの特典として、 この記念すべきステージ上で牧野とのスペシャル記念撮影。 すると逆にそのファンたちから牧野へのプレゼントも用意され、 最後に嬉しいサプライズとなった。
<終演後本人コメント>
「5月くらいから今日の準備を進めてきて、 大変でしたが、 あっという間に終わっちゃって。 オープニングで幕が降りたら多くのお客さんがいて、 一瞬一瞬が本当に愛おしくて。 楽しかったですが、 嬉しい気持ちの方が大きい。 明日からまた頑張っていけます!」
牧野由依デビュー10周年記念 ワンマンライブ
Yui Makino 10th Anniversary LIVE~So Happy!!~セットリスト
M1. 夏休みの宿題
M2. 88秒フライト
M3. もどかしい世界の上で
M4. 碧の香り
M5. 春待ち風
M6. たったひとつ
M7. ウンディーネ
M8. ハチャトゥリアン作曲 バレエ「ガイーヌ」より”剣の舞”
M9. サン=サーンス作曲 動物の謝肉祭より『序奏と獅子王の行進曲』
M10. サン=サーンス作曲 動物の謝肉祭より『水族館』
M11. サン=サーンス作曲 動物の謝肉祭より『化石』
M12. サン=サーンス作曲 動物の謝肉祭より『フィナーレ』
*M8~12:牧野ピアノ弾き語りクラシックコーナー
M13. きみの選ぶみち
M14. ワールドツアー
*10/7発売 NEW ALBUM収録予定曲
M15. 囁きは"Crescendo"
M16. お願いジュンブライト
M17. ふわふわ♪
M18. Cluster
アンコール
M19.わたしのオモチャ箱
*舞台「うたかふぇ」曲
M20. 星に願うなら
*10/7発売 NEW ALBUM収録予定曲
M21.今日も1日大好きでした。
W/アンコール
M22.オムナマグニ
M23. アムリタ
●ワンマンライブ:11月23日(月・祝) 東京・恵比寿ガーデンホールにて(詳細未定)
●10月7日(水) 通算4枚目のオリジナルアルバム発売「タイトル未定」
サウンドプロデューサーに矢野博康氏(ex.Cymbals)を迎え、 豪華作家陣と作り上げた“旅”をテーマにしたデビュー10周年記念アルバム。 DVD付限定盤も同時発売
牧野由依 公式HP
テイチク/インペリアルレコード HP
…10年続けるって本当に立派です! おめでとうございます