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左からZAQさん、中村繪里子さん、上坂すみれさん、石川界人さん、會川昇さん、水島精二さん


この記事の内容は?
●現在放送中のTVアニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』のトークショー&先行試写会が開催された
●トークパートでは監督の水島精二さんや、脚本の會川昇さんを交えた興味深い話も飛び出す!
●先行上映会では、出来立てホヤホヤの第3話までが上映された

 9月30日(水)、東京・シネマート新宿にて『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』のトークショー&先行上映会が開催された。

 そのトークショーでは石川界人さん(人吉爾朗役)をはじめ、上坂すみれさん(星野輝子役)、中村繪里子さん(風郎太役)のキャスト陣に加え、監督の水島精二さん、脚本の會川昇さんも交えたガチトークが繰り広げられた。続くライブパートでは、同アニメのオープニング曲を歌うZAQさんが登場し、水島監督らが見守る中で主題歌の「カタラレズトモ」を熱唱! もちろん、上映会も3話まで披露と、ボリューム満点、ガッツリと楽しめたぞ。

 ……と、イベントの流れは上記のような感じ。

 トークパートでのやり取りは、詳しく書くと延々と終わらない記事になってしまうので、気になるコメントをピックアップして紹介しておこう。

 まずは水島監督と會川さんの会話でびっくりしたのが「このアニメは7~8年前から考えていた」という発言。つまりは、ふたりがタッグを組んで制作したTVアニメ『UN-GO』より前に出ていた企画だということ! いやぁ、オリジナルアニメって、そんな前から考えられているんですな。

 また石川さんをはじめとするキャスト陣からも「驚き!」だと語られていたのが「資料の膨大さ」。こちらはオーディション時から通常のアニメに比べてかなり分厚い設定資料を渡されていたということで、かなり「深い」内容のアニメになることが予想される。

 ライブパートではZAQさんの「カタラレズトモ」が披露されたが、こちらの内容もどうやらアニメの内容に深く関わってくる歌詞だという。しかも主人公視点だけでなく……と、その辺は濁されてしまったが、オープニング曲を聴き込むと何かヒントが得られるかも知れない。

 もちろん先行上映を観てきたのでアニメ本編の内容も紹介できるのだが、こちらは観てのお楽しみということで詳しい内容は割愛。ただ、見所くらいは紹介しても大丈夫かなと思うので、個人的な意見でよければ読んでいただけると幸い。

 『コンクリート・レボルティオ』の見所は「過去と未来(現在なのかなぁ?)が平行して語られていく」ところにあるんじゃないかと。トークパートで上坂さんも「今がいつか分からなくなることも」と語っていましたが、本作は過去の「良かれ」と思って取った行動により複雑化していく未来、そんな原因と結果を楽しむ作品なのかなと思います。

 そして「正義」という言葉も多く出てきましたが、こちらもキーワードになりそうな予感。ここら辺は正直まだまだ掴みきれていないのですが、ストーリーが進むにつれていろいろとわかってきそうな気がしますね。

 さらにこれは個人的な驚きになるのですが、中村繪里子さんが演じる風郎太がすごかった。本人も「男の子ははじめて」と語っていたとおり、キャスト表を見たときから珍しいキャスティングだなと思っていたのですが、これがかなりハマッていました。


 以上のように、かなり深い内容になりそうなアニメTV『コンクリート・レボルティオ』は、TOKYO MXをはじめとする放送局で10月4日(日)より放送中。この記事で少しでも興味を持ってもらえたのなら、ぜひ最後まで一緒に観ていきましょうー。

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『コンクリート・レボルティオ』公式HP/http://concreterevolutio.com/

(C)BONES・會川 昇/コンクリートレボルティオ製作委員会