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まとめると~
●シリーズ10周年記念作品となる『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』が公開中
●スタッフによるコアなトークショー付き上映イベントが開催された
●その模様をご紹介!!

『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』スペシャルトークイベント第2弾
【日時】6月9日(木)20:50~本編上映開始 上映終了後トークショー(40分)
【劇場】新宿バルト9 (シアター8)

<登壇>
監督:林祐一郎
脚本:小林靖子
演出:朴性厚
企画プロデューサー:久保亨
MC:八雲ふみね


『進撃の巨人』や『ジョジョの奇妙な冒険』のシリーズ構成でも知られ、本作でもTVシリーズ『牙狼<GARO> -炎の刻印-』から脚本に参加している小林さんは、スペシャルトーク初参加。劇場版の脚本の執筆について「TVシリーズで完結するので、想定してなかったんですが、どうしたらTVシリーズで満足してくださった方の余韻を台無しにせずに楽しめるのか? 4年後の話ということで、キャラクターをどれくらい変えるのか? といった部分で苦労しました」と明かしてくれました。

この日は、本編に入れることができず、泣く泣くカットせざるを得なかったシーンの未公開の絵コンテも公開! 意外な事実が明らかに…!? ロベルトが誘拐され、アルフォンソがロベルトを救おうと追いかけるシーンで、ガイアとそれを追撃する黒ローブにマスクの兵たちが戦うが、林監督はこの黒ローブの兵たちについて「これはパンフレットにも出ていないんですが、彼らは魔導具で、名前はアポストルフといいます」と明かしましたが、実は小林さんさえも初耳だったそうで「初めて聞きました!」と驚いていました。

また、鎧の着脱に関しても意外な理由がアリ! 林監督は、ガイアがロベルトを救出しようと戦う際に鎧を解除している点について「ロベルトの身が第一なので、鎧でロベルトを傷つけないように解除した」とその理由を説明。一方、ヘルマンとダリオの殴り合いのシーンに関しては「元々、絵コンテの段階では鎧のまま殴り合うはずだった」と明かしつつ、予算の関係で泣く泣く断念しなくてはならなかったと告白。「他の戦闘シーンを切るか、鎧を脱ぐしかなかったんです(苦笑)」と制作現場でのせめぎあいを明かしてくれました!

また、エマの空中戦のシーンでは、原画をアニメーションの動きに乗せた貴重な「原撮動画」(※注・原画段階で撮影した動画こと。)が公開されましたが、原画のままでもド迫力の空中戦が展開し、観客からは驚きの声が上がっていました。シーンを構成した朴さんは「『スパイダーマン』をイメージして描きました。(エマの動きを)カメラが休みなくずっと追いかけていく感じでしたが、だんだん量が多くなって大変でした…」と苦笑交じりに述懐していました。

さらに、最終決戦までの流れを林監督がスケッチにしたためたイメージ画も公開!後半の重要なシーンにおいて、実は違う展開があった話や"伝説の光の騎士・天剣煌身ガロ"の決定稿とは異なる貴重な初期のイメージ画に観客は大興奮でした!

観客との質疑応答では、黒曜騎士ゼムの姿が変わる点について問われ、林監督は「元々、ゼムが暗黒騎士になるという設定はなかったんです」とまたも驚きの暴露! 「途中で設定が変更となり、よりインパクトのある見せ方をしたくて鎧の形態自体を変えることにしました」と明かしました。

また、TV版でヘルマンが着けていた手首の輪が劇場版でなくなっているという指摘に林監督は「よく覚えてらっしゃいますね!」と熱烈なファンの洞察力に感嘆。ヘルマンの手首の輪は、TVシリーズの第1話で地下牢につながれた際の鎖だが、小林さんは「引きちぎって脱獄した時の名残で、わざと外さずにアンナへの思いもあり、ヘルマン自身の枷としてずっと着けていました。映画では、一度死んで、魔界でアンナに外してもらったんでしょうね」と説明。細部まで綿密に考え抜かれた設定に、コアなファンもなるほどとうなずいていました。

『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』は新宿バルト9ほかにて公開中。


『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』公式サイト
(c)2016「DIVINE FLAME」雨宮慶太/東北新社

…原画撮影したのってかっこいいよね!



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