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まとめると!
●TVアニメ『バジリスク 〜桜花忍法帖〜』先行上映会公式レポートが到着!
●甲賀八郎役の畠中祐と伊賀響役の水瀬いのりが登壇し、トークショーを実施!
● 12月29日に、新宿バルト9にて開催された!

TVアニメ『バジリスク 〜桜花忍法帖〜』先行上映会公式レポートを紹介しよう!

 12月29日に、TVアニメ「バジリスク 〜桜花忍法帖〜」の先行上映会が新宿バルト9にて開催され、第1話・第2話の上映に加え、甲賀八郎役の畠中祐と伊賀響役の水瀬いのりが登壇し、トークショーが行われた。
 プレミアチケットをゲットした約400人が集まって行われた上映会は、第1話、第2話が終わると大きな拍手に包まれ、ほどなくトークショーパートがスタート。MCのサンキュータツオが呼び込むと、キャラクターをイメージした着物姿で現れた畠中と水瀬に大きな歓声が飛んだ。
袴を初めて着たという水瀬はその仕組みの不思議さを必死に説明し、早速会場からは笑い声が。
 そして上映された第1話、第2話の感想を聞かれると、畠中は「甲賀忍法帖からの続きということで、二人(八郎や響)の背負っているものや、(甲賀忍法帖の主役である)朧や弦之介なども含めた、それぞれの想いがいろいろと織り混ざり、新しい葛藤がみえてきた1話、2話だったかと思います」と話し、水瀬は「アフレコ現場で1話をみんなで見たんですけど、アフレコの時には入っていなかった馬の足音や嵐の効果音などが入ったことで迫力がすごくて、今日劇場で見ていただけてピッタリだったんじゃないかと思います」と語った。
 役を演じる際に意識したことはあるかという質問に対して、水瀬は「響は等身大な女の子なので、純真無垢なところをすごく大切にしました」、そして畠中は、「なぜ淡々とクールにしているのか、ちゃんと考えないといけないキャラクターだと思いました」と話すと、更に「僕自身はクールではないので」という言葉から、話題はアフレコ現場の話へ。
 水瀬によると畠中はいつも「すごい前のめりです!椅子から落ちちゃいそう」とのことで、その微笑ましい様子に会場では再び笑いが起こっていたが、すると畠中はすかさず「八郎は背もたれに背中をつけてちゃんと座れる人だと思うので、そういうところはちゃんと意識しなきゃなと思っています」とキャラクターの話へと転じさせていた。
 そして、もし忍に生まれていたらどんな術を使いたいかというお題へ。畠中は「絶対透明人間!でしょ?男子達!」と来場した男性達へ呼びかけると、会場からはまたも大きな笑い声と拍手が。水瀬はそんな男子達の途方もない夢に「興味ないので」と可愛らしく呆れながらも、お題に対しては「戦うのが嫌なので、あまり前に出なくてもいいようにトラップや小細工のスペシャリストがいいです」と語っていた。
 又、劇中の楽曲へと話が及ぶと、畠中が(エンディングテーマと甲賀忍法帖で朧を演じていた)水樹と現場で会った際に、「すごく大切な作品で、いろんな登場人物の想いがこもっているので、桜花忍法帖にもその気持ちを託したくて、そういうのを全部込めて描いた曲」という話を聞いたとのこと。エンディングテーマは話数によって「動」と「静」の2パターンどちらかの曲が流れることもあり、毎話違った楽しみ方ができそうだ。

 続いて今後の注目ポイントはと聞かれ、水瀬からは「それは本当に術なんですか?という強い忍達もまだまだ出てくるのですが、一人一人散り際まで丁寧に描いていただいていますし、役者としても最後の一言まで情熱を注いで演じています」と、忍法殺戮合戦を描くバジリスクらしい展開を予感させる言葉が飛び出していた。

 締めの挨拶では水瀬が、「これから先、八郎と響の運命が描かれていくのですが、心熱くなる展開が待ち受けていますので、是非放送を楽しみに待っていただきたいです」と話すと、畠中からは「オン立派に散り候え(桜花忍法帖のキャッチ)という言葉通り現場で立派に散れるように・・・」という発言が。それを聞いた水瀬から思わず「えー!座長ですから!」と声があがり、会場には再び笑いが起こっていた。そして改めて畠中から「しっかりと引っ張っていけるように棟梁として頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」と最後の挨拶があり、この日のイベントは終了となった。

 来場者にはキャラクター原案のせがわまさきによる、八郎・響の描き下ろしフルカラーミニ色紙2枚セットがプレゼントされるといった豪華内容だったが、残念ながら会場に来られなかった方にも嬉しいお知らせが。「バジリスク 〜桜花忍法帖〜」公式YouTubeにて、第2弾PVが公開されたとのこと。こちらではメインキャラクターの声に加え、初解禁となった水樹奈々のエンディングテーマ「HOT BLOOD」を聞くことができる。

 又、公式Twitterでは、1月1日から放送開始の1月8日までメインスタッフとキャストによるカウントダウン描き下ろし色紙をアップしていくとのことなので、こちらも要チェックだ。

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写真:釘野孝宏




<放送直前カウントダウン企画>
1月8日からの放送開始を前にメインスタッフ・キャストによるカウントダウン企画を開催。描き下ろし色紙を公式Twitterにて1月1日より公開中。また、オープニングテーマ、エンディングテーマが発売となる1月10日には、陰陽座、水樹奈々からの色紙も公開。後日フォロワーの方々へのプレゼントとして大放出致しますので、公式Twitterをチェックだ。

1月1日:山田正紀(原作)、せがわまさき(キャラクター原案)
1月2日:西村純二(監督)
1月3日:シヒラ竜也(漫画)
1月4日:岩畑剛一(プロップデザイン)
1月5日:横田知加子(音響監督)
1月6日:畠中祐(甲賀八郎 役)
1月7日:水瀬いのり(伊賀響 役)
1月8日:牧孝雄(キャラクターデザイン・総作画監督)

1月10日:陰陽座(オープニングテーマ)、水樹奈々(エンディングテーマ)

<スタッフ>
原作:『桜花忍法帖~バジリスク新章』山田正紀/講談社タイガ
監督:西村純二
シリーズ構成:大西信介
キャラクター原案:せがわまさき
キャラクターデザイン・総作画監督:牧 孝雄
プロップデザイン:岩畑剛一
サブキャラクターデザイン:小菅和久
美術設定:吉原一輔
美術監督:海津利子
色彩設計:中尾総子
撮影監督:北岡 正
3D:テトラ
特殊効果:福田直征
編集:関 一彦
音響監督:横田知加子
音響制作:グロービジョン
音楽:坂部 剛
音楽制作:キングレコード
オープニングテーマ:陰陽座
エンディングテーマ:水樹奈々
アニメーション制作:セブン・アークス・ピクチャーズ
製作:桜花忍法帖製作委員会

<キャスト>
甲賀八郎:畠中 祐
伊賀 響:水瀬いのり
草薙一馬:桐本拓哉
緋文字火送:山口りゅう
七斗鯨飲:チョー
遊佐天信:藤 翔平
諸行枯葉:さかき孝輔
蔦 法悦:茶風林
色衰逸馬:村井雄治
水蓮秋月:櫻井トオル
碁石才蔵:德石勝大
甲羅式部:落合福嗣
蜩七弦:市来光弘
根来転寝:三木眞一郎
蓮:早見沙織
涙:上田麗奈
現:佐倉綾音
滑婆:名塚佳織
孔雀啄:豊永利行
輪廻孫六:土田 大
涅哩底王:佐々木梅治
夜叉至:堀江由衣
成尋:土師孝也

<物語>
忍法殺戮合戦、再び。

慶長の世に起きたる三代将軍世継ぎ争いは、
甲賀、伊賀の忍法殺戮合戦へと飛び火、それは凄惨を極めた。
散り行く花弁たちの中にあり、愛に生きようとした男と女もまた、
儚くも美しく散った――が、しかし。
伝え聞くところ、服部半蔵が継子・響八郎の手によって、つかの間か、永劫か――
二枚の花弁は生を与えられ、忘れ形見をまた2つ、残したという。
甲賀八郎、伊賀響。
それぞれに父、母に良く似た眼を持って生まれた宿命の子供たち。

時は寛永、太平の世。
忍びはもはや無用の長物、行く末は陰り行くのみ。
“血”と“力”によってなんとかその礎を磐石なものにせんと、
甲賀、伊賀の者達は八郎、響にあることを望んだ。

“契り”

――実の兄妹にして、二人は契りを結ぶ宿命を背負わされていた。

宿命に翻弄され、迷い生きる八郎と、
己の深き真情に従い、愛に生きる響。
二人が織り成す生の先には、未知なる現象“桜花”が生まれ、
其処に乱世の影がにじり寄る…

詳しくは公式サイト へ!
TVアニメ『バジリスク ~桜花忍法帖~』公式Twitter:@basiliskouka

(C)山田風太郎・せがわまさき・山田正紀・講談社/桜花忍法帖製作委員会

さわやかですね…