この記事の内容は?
●アニメ『ナナマル サンバツ』のスペシャルイベントが2月11日、ニッショーホールにて開催された
●イベントには堀江瞬さん、川島海荷さんを初めとする10名のキャストが参加
●クイズを題材にした作品にふさわしくキャスト陣がクイズでガチ対決
「もっとクイズのことを好きになって帰ってもらえればなって思います!」。アニメ『ナナマル サンバツ』で主人公・越山識を演じる堀江瞬さんの高らかな挨拶と共に幕を開けたアニメ『ナナマル サンバツ』のスペシャルイベント。
2月11日、ニッショーホールにて開催されたこのイベントには、先述の堀江瞬さんを筆頭に、川島海荷さん、石川界人さん、佐藤拓也さん、畠中祐さん、永塚拓馬さん、羽多野渉さん、鈴木達央さん、佐倉綾音さん、前野智昭さん、体調不良のために出演予定だったもののお休みとなった松田颯水さんを除く10名のキャストが顔をそろえた。
『ナナマル サンバツ』は「競技クイズ」に青春をかける高校生たちの物語で、知識量はあるもののクイズ初心者であった越山識の目線で競技クイズの奥深さが語られていく作品。アニメが終了した現在でも『ヤングエース』にて連載されているので、アニメで初めて『ナナマル サンバツ』を知ったというファンはこちらもあわせてチェックして欲しい。
そんな作品であるからこそ、クイズに対する取り組みも「ガチ」。イベントでは放送終了後とあってキャスト陣が思い出のシーンを振り返るトークコーナーも盛り上がったのだが、やはり主役は「クイズ」だった。
キャスト陣がチームごとに分かれて対決した『スペシャルクイズ大会』。こちらは2ステージ制となっており、第1ステージは10人のキャスト陣が「ナナマルチーム」と「サンバツチーム」に分かれてポイントを競い合う団体戦。そして第2ステージはふたりひと組のペアとなって早押しクイズに挑むペア戦の構成。優勝賞品「銀座うかい亭のランチお食事券」をかけて10人が火花を散らす! はたして「知力・体力・時の運」と言われるクイズの女神が微笑むのは誰か?
まずはその団体戦。ナナマルチームは堀江さん、川島さん、石川さん、畠中さん、永塚さん、サンバツチームは佐藤さん、羽多野さん、鈴木さん、佐倉さん、前野さんといった陣容でスタートしたクイズ対決は、黒ひげ危機一髪が飛び出したら解答権を得られるという一風変わった早押し対決や、最初のひとりだけに解答が教えられそれをジェスチャーでリレーしていっては最後の人が何かを当てるジェスチャークイズなど、いわゆるバラエティ色の強いコーナーとなっていたがクイズの内容はかなり本格的。「高級万年筆のブランドや栗を使ったケーキの名前にもなっているアルプス山脈の最高峰はなんでしょう?」「ジャイアントパンダの尻尾の色は何色でしょう?」など、一般のクイズ番組でも出題されそうなものばかりが出題されるのだ。バラエティ色を出しながらも真正面からクイズに挑む姿勢は『ナナマル サンバツ』ならでは、といえるだろう。この団体戦はナナマルチームが1ポイント、サンバツチームが3ポイントという成績で競技を終えた。
続くペア戦は先ほども紹介したとおり「早押しクイズ対決」となっており、団体戦で獲得したポイントをベースに20ポイント先取で優勝者が決まるという内容だ。組み合わせは堀江さん&永塚さんの「クイズ研究会チーム」(2ポイント※ベースポイント)、佐藤さん&畠中さんの「文蔵チーム」(4ポイント)、石川さん&羽多野さんの「宮浦チーム」(4ポイント)、鈴木さん&前野さんの「ベテラン部長チーム」(6ポイント)、川島さん&佐倉さんの「女子チーム」(4ポイント)といった顔ぶれ。団体戦で3ポイント獲得したサンバツチームのふたりが組んだベテラン部長チームが一歩リードし、同じく1ポイントしか獲得できなかったナナマルチームのふたりが組んだクイズ研究会チームが出遅れる形となっていたがはたして結果はどうなることやら――。
ここでこの早押しクイズの見どころを紹介しておくと、こちらは団体戦で見せたバラエティ色は一切ないまじりっけなしの早押し対決となっており、出題されたクイズの解答がわかるだけではなく、読まれたクイズの「確定ポイント」をいち早く見抜き、解答を推理して、誰よりも早くボタンを押すことも重要になってくる。
クイズに挑むキャスト陣もそこは心得たもので、紹介した見どころそのままに次々に出題されるクイズ「アメリカの物理学者ジョージ・ガモフが提唱した約140億年前に起こった宇宙の(ここでボタンが押される)」(解答:ビッグバン)や、「世界で一番面積が広い国はロシア……ですが、二番目に(ここでボタンが押される)」に対して確定ポイントが読まれた瞬間に「ピンポン」という解答チャイムがなるのだから驚かされるばかりだ。
そんな正解と誤解答がひしめき合う緊迫した空気が漂う中でポイントを重ねていったのはベースポイントトップだった「ベテラン部長チーム」と、ベースポイント最下位だった「クイズ研究会チーム」。序盤のリードを活かして着実にポイントを重ねていく鈴木さんと前野さんだったが、しかし怒涛の正解ラッシュを見せる永塚さんと、ここぞ!というところでのポイントゲッターとなった堀江さんの追い上げがすさまじく、競技後半には「クイズ研究会チーム」がトップに躍り出るという波乱の展開を演出! その勢いのまま20ポイント先取……とはいかなかったが、タイムリミットまで首位を守りきった「クイズ研究会チーム」のふたりが見事クイズ大会の優勝者と相成った。
こうして見事クイズ大会に優勝し、賞品の「銀座うかい亭のランチお食事券」を手にした……かに見えた堀江さんと永塚さんだったが、最後に大きな壁が待ち構えていた。それが東大クイズ王・伊沢拓司さんの存在。そう! 第三ステージが用意されていたのだ(笑)。こちらは5問用意された早押しクイズのうち、1問でも正解すれば晴れて賞品をゲットできるというラストバトル。しかし5問中たった1問の正解でいいと言えども、相手がクイズ王となれば話は別。静まり返った会場に問題が読まれ……ここしかないという確定ポイントでふたりの指が鋭く動くっ! ……が、ランプがついていたのは伊沢さん! こうした競技クイズの醍醐味でもあるコンマ数秒の勝負は5問中3問はあったのではないだろうか? 結果的に勝負は5連続正解で東大クイズ王の伊沢さんに軍配が上がったが、善戦以上の熱い早押しバトルを見せてくれたふたりは、紛れもなく劇中の越山識であり、苑原明良だった。
またイベントの最後にはプレゼント抽選会も用意されており、こちらはキャスト陣にまつわる三択クイズとなっており最後まで残った3人に登壇者のサインが入ったポスターが贈呈されるという内容。ちなみに余談だが残り5名から3名に絞る際に「堀江さんとのじゃんけんに勝った人」というルールとなったのだが、なんと堀江さんが3連続で5人を全滅させてしまうというミラクルを起こしたことも付け加えておこう(ちなみに4回目は「あいこでもOK」とルールが緩和され、なんとか3人が決定した)。
さて今回のイベント、難問クイズに答えるキャスト陣の博識にも驚かされたのだが、それ以上に印象的だったのがクイズが読まれる瞬間の静寂。それまでは解答の正解不正解で盛り上がっているキャスト陣やファンの笑い声に包まれていたのに、「問題――」という声に合わせて毎回シーンと静まり返る会場、その空気感からは思わず鳥肌が立ってしまうほどひりひりした緊張感を感じたのだ。アニメの魅力だけでなく、クイズの魅力まで教えてくれた『ナナマル サンバツ』のスペシャルイベント。イベント開始時に堀江さんが宣言したとおり、今までよりもっとクイズを好きになったファンも多かったのではないだろうか?
(C)杉基イクラ/KADOKAWA (C)7○3×クイズ研究会
2月11日、ニッショーホールにて開催されたこのイベントには、先述の堀江瞬さんを筆頭に、川島海荷さん、石川界人さん、佐藤拓也さん、畠中祐さん、永塚拓馬さん、羽多野渉さん、鈴木達央さん、佐倉綾音さん、前野智昭さん、体調不良のために出演予定だったもののお休みとなった松田颯水さんを除く10名のキャストが顔をそろえた。
『ナナマル サンバツ』は「競技クイズ」に青春をかける高校生たちの物語で、知識量はあるもののクイズ初心者であった越山識の目線で競技クイズの奥深さが語られていく作品。アニメが終了した現在でも『ヤングエース』にて連載されているので、アニメで初めて『ナナマル サンバツ』を知ったというファンはこちらもあわせてチェックして欲しい。
そんな作品であるからこそ、クイズに対する取り組みも「ガチ」。イベントでは放送終了後とあってキャスト陣が思い出のシーンを振り返るトークコーナーも盛り上がったのだが、やはり主役は「クイズ」だった。
キャスト陣がチームごとに分かれて対決した『スペシャルクイズ大会』。こちらは2ステージ制となっており、第1ステージは10人のキャスト陣が「ナナマルチーム」と「サンバツチーム」に分かれてポイントを競い合う団体戦。そして第2ステージはふたりひと組のペアとなって早押しクイズに挑むペア戦の構成。優勝賞品「銀座うかい亭のランチお食事券」をかけて10人が火花を散らす! はたして「知力・体力・時の運」と言われるクイズの女神が微笑むのは誰か?
まずはその団体戦。ナナマルチームは堀江さん、川島さん、石川さん、畠中さん、永塚さん、サンバツチームは佐藤さん、羽多野さん、鈴木さん、佐倉さん、前野さんといった陣容でスタートしたクイズ対決は、黒ひげ危機一髪が飛び出したら解答権を得られるという一風変わった早押し対決や、最初のひとりだけに解答が教えられそれをジェスチャーでリレーしていっては最後の人が何かを当てるジェスチャークイズなど、いわゆるバラエティ色の強いコーナーとなっていたがクイズの内容はかなり本格的。「高級万年筆のブランドや栗を使ったケーキの名前にもなっているアルプス山脈の最高峰はなんでしょう?」「ジャイアントパンダの尻尾の色は何色でしょう?」など、一般のクイズ番組でも出題されそうなものばかりが出題されるのだ。バラエティ色を出しながらも真正面からクイズに挑む姿勢は『ナナマル サンバツ』ならでは、といえるだろう。この団体戦はナナマルチームが1ポイント、サンバツチームが3ポイントという成績で競技を終えた。
続くペア戦は先ほども紹介したとおり「早押しクイズ対決」となっており、団体戦で獲得したポイントをベースに20ポイント先取で優勝者が決まるという内容だ。組み合わせは堀江さん&永塚さんの「クイズ研究会チーム」(2ポイント※ベースポイント)、佐藤さん&畠中さんの「文蔵チーム」(4ポイント)、石川さん&羽多野さんの「宮浦チーム」(4ポイント)、鈴木さん&前野さんの「ベテラン部長チーム」(6ポイント)、川島さん&佐倉さんの「女子チーム」(4ポイント)といった顔ぶれ。団体戦で3ポイント獲得したサンバツチームのふたりが組んだベテラン部長チームが一歩リードし、同じく1ポイントしか獲得できなかったナナマルチームのふたりが組んだクイズ研究会チームが出遅れる形となっていたがはたして結果はどうなることやら――。
ここでこの早押しクイズの見どころを紹介しておくと、こちらは団体戦で見せたバラエティ色は一切ないまじりっけなしの早押し対決となっており、出題されたクイズの解答がわかるだけではなく、読まれたクイズの「確定ポイント」をいち早く見抜き、解答を推理して、誰よりも早くボタンを押すことも重要になってくる。
クイズに挑むキャスト陣もそこは心得たもので、紹介した見どころそのままに次々に出題されるクイズ「アメリカの物理学者ジョージ・ガモフが提唱した約140億年前に起こった宇宙の(ここでボタンが押される)」(解答:ビッグバン)や、「世界で一番面積が広い国はロシア……ですが、二番目に(ここでボタンが押される)」に対して確定ポイントが読まれた瞬間に「ピンポン」という解答チャイムがなるのだから驚かされるばかりだ。
そんな正解と誤解答がひしめき合う緊迫した空気が漂う中でポイントを重ねていったのはベースポイントトップだった「ベテラン部長チーム」と、ベースポイント最下位だった「クイズ研究会チーム」。序盤のリードを活かして着実にポイントを重ねていく鈴木さんと前野さんだったが、しかし怒涛の正解ラッシュを見せる永塚さんと、ここぞ!というところでのポイントゲッターとなった堀江さんの追い上げがすさまじく、競技後半には「クイズ研究会チーム」がトップに躍り出るという波乱の展開を演出! その勢いのまま20ポイント先取……とはいかなかったが、タイムリミットまで首位を守りきった「クイズ研究会チーム」のふたりが見事クイズ大会の優勝者と相成った。
こうして見事クイズ大会に優勝し、賞品の「銀座うかい亭のランチお食事券」を手にした……かに見えた堀江さんと永塚さんだったが、最後に大きな壁が待ち構えていた。それが東大クイズ王・伊沢拓司さんの存在。そう! 第三ステージが用意されていたのだ(笑)。こちらは5問用意された早押しクイズのうち、1問でも正解すれば晴れて賞品をゲットできるというラストバトル。しかし5問中たった1問の正解でいいと言えども、相手がクイズ王となれば話は別。静まり返った会場に問題が読まれ……ここしかないという確定ポイントでふたりの指が鋭く動くっ! ……が、ランプがついていたのは伊沢さん! こうした競技クイズの醍醐味でもあるコンマ数秒の勝負は5問中3問はあったのではないだろうか? 結果的に勝負は5連続正解で東大クイズ王の伊沢さんに軍配が上がったが、善戦以上の熱い早押しバトルを見せてくれたふたりは、紛れもなく劇中の越山識であり、苑原明良だった。
またイベントの最後にはプレゼント抽選会も用意されており、こちらはキャスト陣にまつわる三択クイズとなっており最後まで残った3人に登壇者のサインが入ったポスターが贈呈されるという内容。ちなみに余談だが残り5名から3名に絞る際に「堀江さんとのじゃんけんに勝った人」というルールとなったのだが、なんと堀江さんが3連続で5人を全滅させてしまうというミラクルを起こしたことも付け加えておこう(ちなみに4回目は「あいこでもOK」とルールが緩和され、なんとか3人が決定した)。
さて今回のイベント、難問クイズに答えるキャスト陣の博識にも驚かされたのだが、それ以上に印象的だったのがクイズが読まれる瞬間の静寂。それまでは解答の正解不正解で盛り上がっているキャスト陣やファンの笑い声に包まれていたのに、「問題――」という声に合わせて毎回シーンと静まり返る会場、その空気感からは思わず鳥肌が立ってしまうほどひりひりした緊張感を感じたのだ。アニメの魅力だけでなく、クイズの魅力まで教えてくれた『ナナマル サンバツ』のスペシャルイベント。イベント開始時に堀江さんが宣言したとおり、今までよりもっとクイズを好きになったファンも多かったのではないだろうか?
(C)杉基イクラ/KADOKAWA (C)7○3×クイズ研究会
堀江瞬
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2017-09-13