まとめると!
●『劇場版 声優男子ですが・・・?~これからの声優人生の話をしよう~』2月14日(金)より、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開!
●番組開始から5年!メンバー全員で語る「劇場版」への想い!オフィシャルインタビュー到着!
●出演は、上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣、ナレーションは、諏訪部順一!
CSファミリー劇場にて今まで計4シーズンがレギュラー放送された『声優男子ですが…?』。上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣が出演する『劇場版 声優男子ですが・・・?これからの声優人生の話をしよう』(2月14日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開)について“声優男子”メンバー全員で語るオフィシャルインタビューが到着。番組開始から5年の月日とともに成長した彼らは、本作『劇場版 声優男子ですが・・・?』についてどんな想いを寄せるのか注目だ。
『劇場版 声優男子ですが・・・?~これからの声優人生の話をしよう~』“声優男子”メンバー全員によるオフィシャルインタビュー到着!
――「僕たちがそろえば、無敵だ。」とあるように、一緒にいて“無敵だ”と感じる瞬間はありますか?
白井:ここまで続けられたことがまず、無敵。
小林:正直終わるビジョンが見えないよね。
白井:こういう声優のバラエティ番組で劇場公開までずっと続けてやることなんてなかなかないと思うので、それはこの7人だからできたことなのかなと思いますね。
上村:最初のパイロット版から、雰囲気のよさはずっとあって、それがどんどん良くなっていったと思います。
河本:毎回シーズンを追うごとにどんどん強くなってる。
小林:筋トレもしてるしね!
一同:(笑)
山本:色んな経験をさせてもらっているおかげで、何をやってって言われても、けっこうできちゃうかもしれないです。
――この5年でこの番組が声優として成長していくことに影響を与えたこととはなんですか?
河本:発想力と、瞬発力です!この番組のチャレンジによって鍛えられた部分が大きいかなと思います。
本城:昔はアドリブがぜんぜんできませんでしたが、カメラの前でやるのと比べたらマイクの前でやることなんてぜんぜん恥ずかしくないじゃん、って。アフレコでもアドリブが出せるようになったなと思います。
小林:恥をかくことがそんなに怖くなくなったね。
白井:怖かったんだね、最初。
小林:怖かったよ!顔出したくないから声優になったのに……(笑)。
梅原:最初は「これをやってほしい」という感じでしっかり決められていたんですけど、続けていくなかで、街ぶらだったりとか、台本もほとんど決まっていなかったり、いろいろ自由にやらせていただくっていう経験が増えたのはとてもありがたいですね。
上村:ほかの現場で会うときと違って、この番組では本人として会うことなります。そういう意味で、いろいろな顔を見ることのできた5年間だったと思います。
シーズンが更新されるたびに再会できる場がこの番組。そうやって、みんな頑張っているんだなってお互い刺激し合うことができる場所だと思います。
山本:いつも仕事をやっていくにあたって、仲間意識じゃないけど、心強さがありましたね。
白井:この番組を通して初めて経験させていただくことがいろいろあって。それは、人間的にも、声優としても経験値としてすごく自分のためになりました。これからもまた、いろんなことを経験していきたいです。
――劇場版では温泉シーンが印象的ですが、裏話などはお聞かせいただけますでしょうか。
山本:裏話は言っちゃダメでしょー!(笑)
一同:(笑)
小林:あそこは全力で妄想してもらうのがいちばんの観方で……
河本:……まあつまり……実際には入っておりません!
小林:みんな足湯としてしか浸かってないんだよね(笑)
山本:音声でお楽しみください!
梅原:たしかサラウンドのコーナーになってるはず。
山本:あと、実際の収録中には聞こえなかった声が……?
白井:それは白ヤギさんかな?
山本:ヤギって入れるの?
白井:入れるんじゃないですか。ええ。
上村:え、これ答えになってるの⁈
一同:(笑)
――他にも裏話があればお聞かせください。
本城:山本さん、しばらくミルクティーを飲んでいなくて、若干体調悪くなってましたよね。
白井:あ、ミルクティー切れ?
山本:そう。ミルクティー切れになってて、ちょっと沈んでたんですけど……(笑)。途中からしれっとミルクティー持ってます。補充されてて。2日目の朝、みんながコーヒーを飲んでいるなか、ひとりでミルクティー飲んでた。
上村:コーヒー、一生懸命淹れたのに……。
一同:(笑)
山本:「コーヒー淹れてくれたんだー!すごいねー!」って言いながらミルクティー飲んでた(笑)。
小林:ぽんちゃんと俺が買出し組だったから。そのついでに「買ってこうか」ってなったんだよね。
山本:やさしい。
小林:結局買ってくれたのはマネージャーなんだけどね(笑)。
一同:(笑)
山本:後、色んな遊びをしたけど…。
小林:フリスビーがいちばんテンション上がったかも。
河本:あの河原でのフリスビーがすごい楽しかったね!
上村:僕が自前のを持参しまして。カメラが回っていないのに全力でやりました!
一同:(笑)
河本:日が暮れて見えなくなるまでやってたね。
白井:それもじゃあ、映像に収まってる?
(スタッフ:収まってないかもしれないです)
一同:ええ⁉
河本:じゃあ本当の裏話だ!確かに暗かったし残ってないかもね。
山本:あと、白井さんがラジオで登場するシーンがあるんですが、僕らは実際には彼がどんな感じで収録してるかぜんぜん知らなくて。本編見て、あんな感じでやってたんだ!ってなりました。
河本:ふつうのラジオみたいに収録したんだろうって俺らは思ってたら、じつはすごいアクティブだったっていう(笑)。
山本:テントより広いところでやってたんじゃない?ブースで録ってるかと思ってたよ。(白井さんを見て)面白かったよ。
白井:あほんと。良かった。
一同:(笑)
――5年という月日を経て、メンバー同士で印象が変わった部分があれば教えてください。
河本:別現場とかで会うと、「やっぱカッコイイんだな」って思いますね。番組ではわりとフランクな顔が見られますが、アフレコ現場となるとやっぱりプロの声優としての違う表情が見られるので、「ああ、すごい人達と一緒に番組やってんだな!」っていう感覚がありますね。年を追うごとにみんないろいろ経験していくので、再会するたびに驚く部分があります。
小林:現場で会ったときに『声優男子ですが…?』を収録しているときと変わらないなっていう思うもあります。会うとテンションが一緒なので。どうしてもふつう、番組のテンションと素のときって違うんですよ。だから逆に、自然体でやれるようになった、っていうのがいちばん感じる変化です。
山本:バヤシさんはだんだんお茶目になってきたよね。
白井:恥じらいが無くなった。
小林:恥じらいがないってことがお茶目なの?!
山本:お茶目っていうか、みずからふざけたりすることが増えたかなーって。
小林:年だよね……。
白井:年⁉それ年なの⁉
小林:お前も5年後にわかるよ。
一同:(笑)
小林:はじめはいちばんしっかりしなきゃと思っていたんですけど、それをコウが担ってくれる分「ああ、じゃあいいや」って思えるようになって。それぐらい信頼できるっていう意味だよね。
河本:さっきイベントでパイロット版を観た後だから、より一層感じるかも。恥じらいとか、いらない気恥ずかしさみたいなものはみんな消えてるし。
小林:いい意味でちゃんとしようって思わなくなった。
一同:うんうん。
上村:そんなに考えすぎなくてもいいんだっていう。
本城:僕は…(上村さんについて)最初むっちゃんがチャラいって思われてたって、ちょくちょく話にでますけど、その意味では当時の大学生だったころのフランクさのようないいところは残しつつ、親しみやすいお兄さんっていうか。オネエではなく!(笑)。お兄さんになってるなって現場で会うと思いますね。
――梅原さんと白井さんも何かありますか?
梅原:そうですね。白井さんは変わっていないな、と思います。
山本:だいぶ大きくなったけどね!
白井:体型は変わりました(笑)。
梅原:ずーっと形態模写やってるんだなこの人、と。
白井:そこじゃないそこじゃない!
梅原:でも5年間変わらない良さって本当にあるよね。白井さんは。いい意味で最初から完成されていたんだなって。
白井:完成かは分からないけど(笑)。確かに大きくは変わっていないかな、とは思います。ただ意識はちょっと変わってきたのかなって。それこそ最初のパイロット版のときは我々みんな手探りで。どれくらいふざければいいんだろう、どれぐらいおもしろくすればいいんだろうっていうのも分からなかったんです。でも実際オンエアされたのを見て、おもしろく編集されていたりとか、番組として凄く完成度の高いものを作ってもらっていて。スタッフさんへの信頼というか全部任せていいんだなって思ったんです。やりたいことやったらちゃんと拾って下さるし。ある意味何も考えずに、思い切りやれるようになったのかなと思います。
――梅原さん、白井さんのことですが、完成されていて変わらない部分を形態模写以外でちょっと…
一同:(笑)
白井:ほら~~!!
梅原:難しいですねー(笑)。そうですね……。白井さんは出会ったときからそうだったんですけど、つねに全力でやって下さるので。この中では若い僕とかがもっと尖っていった方がいいとは思うんですが、それを白井さんが担って下さるので、そこはもう信頼して。とりあえず白井さんが落としてくれるだろうと思っていますね。たまに落ちないときもあるけど(笑)。
一同:(笑)
――今だからこそ言える、番組を見たことない方におすすめしたいポイントはどこですか?
白井:“声優男子”……男子と言っていいのか、この7人……。
梅原:声優おじさん。
一同:(笑)
白井:“声優おじさん”たちが思いっきり身体を張って、色んなことに挑戦している姿を……片手間に見れるちょうどいい面白さ(笑)。
梅原:気負わず見られるね。
白井:そう。気負わずに。ハードルを上げずに見れる感じの番組なので、気軽に試しに見ていただければいつの間にかにハマってもらえるんじゃないかなあと思います。
河本:見るシーズンによって違うドキュメンタリー性がありますね。最初のころはみんないまより5年分若かったので、若さとエネルギーが前面に出ていたんですが、シーズンを追うごとに、全力でぶつかっているだけじゃない、大人の余裕が出ていると思います。それがこの番組のよさというか。シーズンによって味がある、というのは楽しんでいただけるかと思います。
山本:それこそ、メンバーそれぞれキャラクターを作ったりして、短編アニメーションもあったりするんですけど、今回は劇場版を作るということになって。イベントのありかたも色んな無限の可能性を秘めている番組だと感じています。今後も声優男子としてまだやったことない新たなことにも挑戦できそうです。
――もし次に海外にいく機会があったら行ってみたい場所ややってみたい企画はありますか?
山本:ラスベガス!
梅原:カジノに行きたいですねー。
上村:それこそプライベートで行ったよね、カジノ。
本城:強かったのは河本さんですよね。
河本:イギリスでの初カジノで、僕は爆勝ちしましたね。
山本:その流れでいくとシンガポールとかも行きたいなー
白井:ギャンブルしたいだけじゃん(笑)。
河本:ハワイも行ってみたいよね。みんなで焼けようぜ。バナナボートとか。
上村:海、いいね。マリンスポーツとかまだ番組でやってないもんね。
白井:あ、じゃあダイビングしましょ。
上村:スキューバダイビングのライセンス、持ってます!
本城:そしたら近場のマレーシアとかもいいんじゃない?治安いいし。
山本:島とかに行ってもいいかもね、無人島とか。
上村:共同生活とかしたりね。
梅原:無人島生活はいいかもね。
小林:コウがだめだね。
河本:俺はウォシュレットはほしいな~(笑)。
小林:俺は個人的にヨーロッパに行ってみたい。綺麗な街並を見たいし、おしゃれな声優男子をやってみたい。
梅原:またそういうこと言う。
小林:やっぱり帰国子女としてね!(笑)。言葉の通じない場所に身ひとつで行ってものを伝えられるのか、とか試してみたい。形態模写とかね?
白井:無理だよ~。ポケトーク持っていこう(笑)。
山本:でもサバンナで動物相手にしゃべるのも同じだよ?
小林:それは違うだろ!(笑)。対ヒト!!
河本:まあ、どこ行っても楽しめるってことで(笑)。
小林:それは間違いない。
――皆さんが声優のプロとして大事にしているものやメッセージがあれば教えてください。
山本:日本の声優のアフレコって世界と比べて唯一同時にアフレコをしている現場で、海外だと別撮りしていることが多いんです。そんななか、現場でまわりに対しての空気の読みかたや気の遣いかた、後マイクワークと言われる技術的な部分もそうだし、何よりお互いを思いやる気持ちがすごく大事。基本的に皆さん真面目で、きちんと自分のやるべきことを真摯にやるという部分は備えているし、相手に向き合おう気持ちを身につけてます。だからこそ声優男子のように初対面でバラエティをやったときも自然体に仲良く番組をやっていけているのかなと思います。だからお芝居はもちろん、人に対する思いやりという部分を僕は大事にしています。
上村:顔も出す仕事をしている身として感じるのは、本人のコミュニケーションの部分だったり、人となりが求められていて、そういう部分に惹かれて応援してくださるファンの方もいらっしゃるなということです。お芝居を磨くことももちろん大事ですが、そのお芝居にも必ず人となりは現れると思うんです。『声優男子ですが・・・?』という定期的に会える同世代の仲間がいて、みんながいま何を考えて、どういう表情をしているのか、見ることが出来る機会があることで、自分の糧になったのかなと思います。すごくありがたいと思っています。
梅原:お芝居じゃないお仕事も増えているので、そのたいへんさを感じることはあります。本筋はアフレコやお芝居なので、それを見失ってはいけないなというのは思いつつも、映像のお仕事やアフレコ以外の仕事の中にも、自分に活かせる部分があると思います。たとえば『声優男子ですが・・・?』では、アドリブ力や突発的に何かをやる胆力が養えたと思います。そういった意味では、本筋のお芝居からもまったく外れていなくて、むしろ勉強になることもたくさんありますね。演技の幅につながると思っています。
本城:平日は学生をやっている自分が『声優とは』という話に踏み込むのは恐縮ですが……いまやっている学生も仕事もふだんの生活もすべてひっくるめてむだになっているものって何もないなと思います。たとえば僕は、理系の大学生ですが、『メガネで偏屈っぽくて理系学生っぽい』というイメージで役を当ててもらったこともありました。何事も自分に繋がる部分があると思うので、お芝居だけじゃなく、勉強とか色んなことに全力で打ち込むのがいいのかな、と考えています。
白井:僕はこういう顔出しのバラエティ番組やラジオとか、ふだんのアフレコと違う仕事もめちゃくちゃ楽しませていただいてます。自分が楽しまないと見ている皆さんも絶対楽しめないと思いますし、いま声優目指している人にとっても、どれだけ楽しめるかどうかが大事じゃないかなと。何事も絶対にむだにはならないので、どんなことでも楽しめる部分を見つけることが大切だと思っています。
河本:僕は『声は人の身なり』という言葉を大事にしていて。声はその人の人格から生まれるものなので、中身を磨けば磨くほど声も魅力的なものになるという意味の言葉で、本当にその通りだと思っています。演じる役もそのときの自分の年齢やタイミングによって変わるので、そのときの自分にしか出せないものを全力で出すことがいちばん伝わるというか、もちろん技術も必要なのですが、人の心に届けるためには、やっぱりいちばん何よりも大事なのは、ハート。声優男子も、シーズンが進んでいくたびにそのときだから出来ることがたくさんあると思うので、もちろん技術も大事なのですが、そのときだからこそ出せるものがある。ハートがあれば伝わるんじゃないかなと思います。
小林:いまの声優ってやることがすごくたくさんあって、目指す人もたくさんいて。その中で何がいちばんやりたいのかをという芯をしっかり持っていないと何をやってもぶれてしまう。僕はお芝居をいちばん大事なものとしていて、自分に来る仕事をどこでお芝居に活かせるかということを考えてやっています。アフレコで磨かれるのは技術だと思うんですが、感性が磨かれるのはこういうバラエティ番組。それを真っすぐにお芝居に出せるかというのを僕はつねに考えています。……あ、つまりハートですね!(笑)。
<作品情報>
『劇場版 声優男子ですが・・・? ~これからの声優人生の話をしよう~』
公開表記:2020年2月14日(金)より、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開!
出演:上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣
ナレーション:諏訪部順一
主題歌:「7人の妖 with 特撮」(EVIL LINE RECORDS)
企画プロデュース:服部洋之(ファミリー劇場)、プロデューサー:斎藤充崇、福田昌彦、宣伝:眞野りん、小柳大侍、監督:鈴木あゆみ、脚本:奈佐はぢめ、ゴージャス染谷、撮影:倉島健一、録音:石井博文、照明:石井久友
2020年/日本/カラー/5.1ch/製作・配給:東北新社/提供:ファミリー劇場
【STORY】
ある夏の日、キャンプ地に上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、本城雄太郎、山本和臣の6人の姿があった。彼らはこれまで以上に互いの絆を深めようと、アウトドアに出かけたのだ。ただし、6人……そこに白井悠介の姿だけがなかった。ともあれ、6人は大自然に囲まれた河原で水切りやスイカ割りを楽しむと、上村と河本は魚釣り、小林と本城は買い出しへ向かった。その間に、残った梅原と山本はまき割りを始める。そして、キャンプ地にいたヤギに「白井悠介」と命名するのだった。やがて買い出しチーム、そして苦戦した魚釣りチームが帰ってくると、さっそく夕食の支度を始めることに。すると、そんな6人の前に色違いのパラコードブレスレットが届けられる。手編みとおぼしき、この人数分のアウトドアの必需品を作ったのは誰か……。そして、白井悠介はどこで何をしているのか……。
シネ・リーブル池袋にて“映画館だからこそ楽しめる”特典がもりだくさん!
★本編には入りきらなかったスペシャルな未公開映像を、毎上映終了後に日替わりでお届け!
★アンドリュー(cv.諏訪部順一)による、特別場内アナウンスが決定!
★まるでメンバーに囲まれる⁉映画館の音響設備を駆使し、本編中に5.1chのサラウンドコーナーが実現!
★声優男子ですが・・・?オリジナルマナー動画を上映!
詳しくは公式サイト へ!
公式Twitter
(C)東北新社
貴重なインタビューでしたね(^^)/(^^)/(^^)/
『劇場版 声優男子ですが・・・?~これからの声優人生の話をしよう~』“声優男子”メンバー全員によるオフィシャルインタビュー到着!
――「僕たちがそろえば、無敵だ。」とあるように、一緒にいて“無敵だ”と感じる瞬間はありますか?
白井:ここまで続けられたことがまず、無敵。
小林:正直終わるビジョンが見えないよね。
白井:こういう声優のバラエティ番組で劇場公開までずっと続けてやることなんてなかなかないと思うので、それはこの7人だからできたことなのかなと思いますね。
上村:最初のパイロット版から、雰囲気のよさはずっとあって、それがどんどん良くなっていったと思います。
河本:毎回シーズンを追うごとにどんどん強くなってる。
小林:筋トレもしてるしね!
一同:(笑)
山本:色んな経験をさせてもらっているおかげで、何をやってって言われても、けっこうできちゃうかもしれないです。
――この5年でこの番組が声優として成長していくことに影響を与えたこととはなんですか?
河本:発想力と、瞬発力です!この番組のチャレンジによって鍛えられた部分が大きいかなと思います。
本城:昔はアドリブがぜんぜんできませんでしたが、カメラの前でやるのと比べたらマイクの前でやることなんてぜんぜん恥ずかしくないじゃん、って。アフレコでもアドリブが出せるようになったなと思います。
小林:恥をかくことがそんなに怖くなくなったね。
白井:怖かったんだね、最初。
小林:怖かったよ!顔出したくないから声優になったのに……(笑)。
梅原:最初は「これをやってほしい」という感じでしっかり決められていたんですけど、続けていくなかで、街ぶらだったりとか、台本もほとんど決まっていなかったり、いろいろ自由にやらせていただくっていう経験が増えたのはとてもありがたいですね。
上村:ほかの現場で会うときと違って、この番組では本人として会うことなります。そういう意味で、いろいろな顔を見ることのできた5年間だったと思います。
シーズンが更新されるたびに再会できる場がこの番組。そうやって、みんな頑張っているんだなってお互い刺激し合うことができる場所だと思います。
山本:いつも仕事をやっていくにあたって、仲間意識じゃないけど、心強さがありましたね。
白井:この番組を通して初めて経験させていただくことがいろいろあって。それは、人間的にも、声優としても経験値としてすごく自分のためになりました。これからもまた、いろんなことを経験していきたいです。
――劇場版では温泉シーンが印象的ですが、裏話などはお聞かせいただけますでしょうか。
山本:裏話は言っちゃダメでしょー!(笑)
一同:(笑)
小林:あそこは全力で妄想してもらうのがいちばんの観方で……
河本:……まあつまり……実際には入っておりません!
小林:みんな足湯としてしか浸かってないんだよね(笑)
山本:音声でお楽しみください!
梅原:たしかサラウンドのコーナーになってるはず。
山本:あと、実際の収録中には聞こえなかった声が……?
白井:それは白ヤギさんかな?
山本:ヤギって入れるの?
白井:入れるんじゃないですか。ええ。
上村:え、これ答えになってるの⁈
一同:(笑)
――他にも裏話があればお聞かせください。
本城:山本さん、しばらくミルクティーを飲んでいなくて、若干体調悪くなってましたよね。
白井:あ、ミルクティー切れ?
山本:そう。ミルクティー切れになってて、ちょっと沈んでたんですけど……(笑)。途中からしれっとミルクティー持ってます。補充されてて。2日目の朝、みんながコーヒーを飲んでいるなか、ひとりでミルクティー飲んでた。
上村:コーヒー、一生懸命淹れたのに……。
一同:(笑)
山本:「コーヒー淹れてくれたんだー!すごいねー!」って言いながらミルクティー飲んでた(笑)。
小林:ぽんちゃんと俺が買出し組だったから。そのついでに「買ってこうか」ってなったんだよね。
山本:やさしい。
小林:結局買ってくれたのはマネージャーなんだけどね(笑)。
一同:(笑)
山本:後、色んな遊びをしたけど…。
小林:フリスビーがいちばんテンション上がったかも。
河本:あの河原でのフリスビーがすごい楽しかったね!
上村:僕が自前のを持参しまして。カメラが回っていないのに全力でやりました!
一同:(笑)
河本:日が暮れて見えなくなるまでやってたね。
白井:それもじゃあ、映像に収まってる?
(スタッフ:収まってないかもしれないです)
一同:ええ⁉
河本:じゃあ本当の裏話だ!確かに暗かったし残ってないかもね。
山本:あと、白井さんがラジオで登場するシーンがあるんですが、僕らは実際には彼がどんな感じで収録してるかぜんぜん知らなくて。本編見て、あんな感じでやってたんだ!ってなりました。
河本:ふつうのラジオみたいに収録したんだろうって俺らは思ってたら、じつはすごいアクティブだったっていう(笑)。
山本:テントより広いところでやってたんじゃない?ブースで録ってるかと思ってたよ。(白井さんを見て)面白かったよ。
白井:あほんと。良かった。
一同:(笑)
――5年という月日を経て、メンバー同士で印象が変わった部分があれば教えてください。
河本:別現場とかで会うと、「やっぱカッコイイんだな」って思いますね。番組ではわりとフランクな顔が見られますが、アフレコ現場となるとやっぱりプロの声優としての違う表情が見られるので、「ああ、すごい人達と一緒に番組やってんだな!」っていう感覚がありますね。年を追うごとにみんないろいろ経験していくので、再会するたびに驚く部分があります。
小林:現場で会ったときに『声優男子ですが…?』を収録しているときと変わらないなっていう思うもあります。会うとテンションが一緒なので。どうしてもふつう、番組のテンションと素のときって違うんですよ。だから逆に、自然体でやれるようになった、っていうのがいちばん感じる変化です。
山本:バヤシさんはだんだんお茶目になってきたよね。
白井:恥じらいが無くなった。
小林:恥じらいがないってことがお茶目なの?!
山本:お茶目っていうか、みずからふざけたりすることが増えたかなーって。
小林:年だよね……。
白井:年⁉それ年なの⁉
小林:お前も5年後にわかるよ。
一同:(笑)
小林:はじめはいちばんしっかりしなきゃと思っていたんですけど、それをコウが担ってくれる分「ああ、じゃあいいや」って思えるようになって。それぐらい信頼できるっていう意味だよね。
河本:さっきイベントでパイロット版を観た後だから、より一層感じるかも。恥じらいとか、いらない気恥ずかしさみたいなものはみんな消えてるし。
小林:いい意味でちゃんとしようって思わなくなった。
一同:うんうん。
上村:そんなに考えすぎなくてもいいんだっていう。
本城:僕は…(上村さんについて)最初むっちゃんがチャラいって思われてたって、ちょくちょく話にでますけど、その意味では当時の大学生だったころのフランクさのようないいところは残しつつ、親しみやすいお兄さんっていうか。オネエではなく!(笑)。お兄さんになってるなって現場で会うと思いますね。
――梅原さんと白井さんも何かありますか?
梅原:そうですね。白井さんは変わっていないな、と思います。
山本:だいぶ大きくなったけどね!
白井:体型は変わりました(笑)。
梅原:ずーっと形態模写やってるんだなこの人、と。
白井:そこじゃないそこじゃない!
梅原:でも5年間変わらない良さって本当にあるよね。白井さんは。いい意味で最初から完成されていたんだなって。
白井:完成かは分からないけど(笑)。確かに大きくは変わっていないかな、とは思います。ただ意識はちょっと変わってきたのかなって。それこそ最初のパイロット版のときは我々みんな手探りで。どれくらいふざければいいんだろう、どれぐらいおもしろくすればいいんだろうっていうのも分からなかったんです。でも実際オンエアされたのを見て、おもしろく編集されていたりとか、番組として凄く完成度の高いものを作ってもらっていて。スタッフさんへの信頼というか全部任せていいんだなって思ったんです。やりたいことやったらちゃんと拾って下さるし。ある意味何も考えずに、思い切りやれるようになったのかなと思います。
――梅原さん、白井さんのことですが、完成されていて変わらない部分を形態模写以外でちょっと…
一同:(笑)
白井:ほら~~!!
梅原:難しいですねー(笑)。そうですね……。白井さんは出会ったときからそうだったんですけど、つねに全力でやって下さるので。この中では若い僕とかがもっと尖っていった方がいいとは思うんですが、それを白井さんが担って下さるので、そこはもう信頼して。とりあえず白井さんが落としてくれるだろうと思っていますね。たまに落ちないときもあるけど(笑)。
一同:(笑)
――今だからこそ言える、番組を見たことない方におすすめしたいポイントはどこですか?
白井:“声優男子”……男子と言っていいのか、この7人……。
梅原:声優おじさん。
一同:(笑)
白井:“声優おじさん”たちが思いっきり身体を張って、色んなことに挑戦している姿を……片手間に見れるちょうどいい面白さ(笑)。
梅原:気負わず見られるね。
白井:そう。気負わずに。ハードルを上げずに見れる感じの番組なので、気軽に試しに見ていただければいつの間にかにハマってもらえるんじゃないかなあと思います。
河本:見るシーズンによって違うドキュメンタリー性がありますね。最初のころはみんないまより5年分若かったので、若さとエネルギーが前面に出ていたんですが、シーズンを追うごとに、全力でぶつかっているだけじゃない、大人の余裕が出ていると思います。それがこの番組のよさというか。シーズンによって味がある、というのは楽しんでいただけるかと思います。
山本:それこそ、メンバーそれぞれキャラクターを作ったりして、短編アニメーションもあったりするんですけど、今回は劇場版を作るということになって。イベントのありかたも色んな無限の可能性を秘めている番組だと感じています。今後も声優男子としてまだやったことない新たなことにも挑戦できそうです。
――もし次に海外にいく機会があったら行ってみたい場所ややってみたい企画はありますか?
山本:ラスベガス!
梅原:カジノに行きたいですねー。
上村:それこそプライベートで行ったよね、カジノ。
本城:強かったのは河本さんですよね。
河本:イギリスでの初カジノで、僕は爆勝ちしましたね。
山本:その流れでいくとシンガポールとかも行きたいなー
白井:ギャンブルしたいだけじゃん(笑)。
河本:ハワイも行ってみたいよね。みんなで焼けようぜ。バナナボートとか。
上村:海、いいね。マリンスポーツとかまだ番組でやってないもんね。
白井:あ、じゃあダイビングしましょ。
上村:スキューバダイビングのライセンス、持ってます!
本城:そしたら近場のマレーシアとかもいいんじゃない?治安いいし。
山本:島とかに行ってもいいかもね、無人島とか。
上村:共同生活とかしたりね。
梅原:無人島生活はいいかもね。
小林:コウがだめだね。
河本:俺はウォシュレットはほしいな~(笑)。
小林:俺は個人的にヨーロッパに行ってみたい。綺麗な街並を見たいし、おしゃれな声優男子をやってみたい。
梅原:またそういうこと言う。
小林:やっぱり帰国子女としてね!(笑)。言葉の通じない場所に身ひとつで行ってものを伝えられるのか、とか試してみたい。形態模写とかね?
白井:無理だよ~。ポケトーク持っていこう(笑)。
山本:でもサバンナで動物相手にしゃべるのも同じだよ?
小林:それは違うだろ!(笑)。対ヒト!!
河本:まあ、どこ行っても楽しめるってことで(笑)。
小林:それは間違いない。
――皆さんが声優のプロとして大事にしているものやメッセージがあれば教えてください。
山本:日本の声優のアフレコって世界と比べて唯一同時にアフレコをしている現場で、海外だと別撮りしていることが多いんです。そんななか、現場でまわりに対しての空気の読みかたや気の遣いかた、後マイクワークと言われる技術的な部分もそうだし、何よりお互いを思いやる気持ちがすごく大事。基本的に皆さん真面目で、きちんと自分のやるべきことを真摯にやるという部分は備えているし、相手に向き合おう気持ちを身につけてます。だからこそ声優男子のように初対面でバラエティをやったときも自然体に仲良く番組をやっていけているのかなと思います。だからお芝居はもちろん、人に対する思いやりという部分を僕は大事にしています。
上村:顔も出す仕事をしている身として感じるのは、本人のコミュニケーションの部分だったり、人となりが求められていて、そういう部分に惹かれて応援してくださるファンの方もいらっしゃるなということです。お芝居を磨くことももちろん大事ですが、そのお芝居にも必ず人となりは現れると思うんです。『声優男子ですが・・・?』という定期的に会える同世代の仲間がいて、みんながいま何を考えて、どういう表情をしているのか、見ることが出来る機会があることで、自分の糧になったのかなと思います。すごくありがたいと思っています。
梅原:お芝居じゃないお仕事も増えているので、そのたいへんさを感じることはあります。本筋はアフレコやお芝居なので、それを見失ってはいけないなというのは思いつつも、映像のお仕事やアフレコ以外の仕事の中にも、自分に活かせる部分があると思います。たとえば『声優男子ですが・・・?』では、アドリブ力や突発的に何かをやる胆力が養えたと思います。そういった意味では、本筋のお芝居からもまったく外れていなくて、むしろ勉強になることもたくさんありますね。演技の幅につながると思っています。
本城:平日は学生をやっている自分が『声優とは』という話に踏み込むのは恐縮ですが……いまやっている学生も仕事もふだんの生活もすべてひっくるめてむだになっているものって何もないなと思います。たとえば僕は、理系の大学生ですが、『メガネで偏屈っぽくて理系学生っぽい』というイメージで役を当ててもらったこともありました。何事も自分に繋がる部分があると思うので、お芝居だけじゃなく、勉強とか色んなことに全力で打ち込むのがいいのかな、と考えています。
白井:僕はこういう顔出しのバラエティ番組やラジオとか、ふだんのアフレコと違う仕事もめちゃくちゃ楽しませていただいてます。自分が楽しまないと見ている皆さんも絶対楽しめないと思いますし、いま声優目指している人にとっても、どれだけ楽しめるかどうかが大事じゃないかなと。何事も絶対にむだにはならないので、どんなことでも楽しめる部分を見つけることが大切だと思っています。
河本:僕は『声は人の身なり』という言葉を大事にしていて。声はその人の人格から生まれるものなので、中身を磨けば磨くほど声も魅力的なものになるという意味の言葉で、本当にその通りだと思っています。演じる役もそのときの自分の年齢やタイミングによって変わるので、そのときの自分にしか出せないものを全力で出すことがいちばん伝わるというか、もちろん技術も必要なのですが、人の心に届けるためには、やっぱりいちばん何よりも大事なのは、ハート。声優男子も、シーズンが進んでいくたびにそのときだから出来ることがたくさんあると思うので、もちろん技術も大事なのですが、そのときだからこそ出せるものがある。ハートがあれば伝わるんじゃないかなと思います。
小林:いまの声優ってやることがすごくたくさんあって、目指す人もたくさんいて。その中で何がいちばんやりたいのかをという芯をしっかり持っていないと何をやってもぶれてしまう。僕はお芝居をいちばん大事なものとしていて、自分に来る仕事をどこでお芝居に活かせるかということを考えてやっています。アフレコで磨かれるのは技術だと思うんですが、感性が磨かれるのはこういうバラエティ番組。それを真っすぐにお芝居に出せるかというのを僕はつねに考えています。……あ、つまりハートですね!(笑)。
<作品情報>
『劇場版 声優男子ですが・・・? ~これからの声優人生の話をしよう~』
公開表記:2020年2月14日(金)より、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開!
出演:上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣
ナレーション:諏訪部順一
主題歌:「7人の妖 with 特撮」(EVIL LINE RECORDS)
企画プロデュース:服部洋之(ファミリー劇場)、プロデューサー:斎藤充崇、福田昌彦、宣伝:眞野りん、小柳大侍、監督:鈴木あゆみ、脚本:奈佐はぢめ、ゴージャス染谷、撮影:倉島健一、録音:石井博文、照明:石井久友
2020年/日本/カラー/5.1ch/製作・配給:東北新社/提供:ファミリー劇場
【STORY】
ある夏の日、キャンプ地に上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、本城雄太郎、山本和臣の6人の姿があった。彼らはこれまで以上に互いの絆を深めようと、アウトドアに出かけたのだ。ただし、6人……そこに白井悠介の姿だけがなかった。ともあれ、6人は大自然に囲まれた河原で水切りやスイカ割りを楽しむと、上村と河本は魚釣り、小林と本城は買い出しへ向かった。その間に、残った梅原と山本はまき割りを始める。そして、キャンプ地にいたヤギに「白井悠介」と命名するのだった。やがて買い出しチーム、そして苦戦した魚釣りチームが帰ってくると、さっそく夕食の支度を始めることに。すると、そんな6人の前に色違いのパラコードブレスレットが届けられる。手編みとおぼしき、この人数分のアウトドアの必需品を作ったのは誰か……。そして、白井悠介はどこで何をしているのか……。
シネ・リーブル池袋にて“映画館だからこそ楽しめる”特典がもりだくさん!
★本編には入りきらなかったスペシャルな未公開映像を、毎上映終了後に日替わりでお届け!
★アンドリュー(cv.諏訪部順一)による、特別場内アナウンスが決定!
★まるでメンバーに囲まれる⁉映画館の音響設備を駆使し、本編中に5.1chのサラウンドコーナーが実現!
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(C)東北新社
貴重なインタビューでしたね(^^)/(^^)/(^^)/