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まとめると!
●劇場版『どうにかなる日々』2020年5月8日(金)期間限定劇場公開!
●キャストは、花澤香菜・小松未可子、櫻井孝宏・山下誠一郎、木戸衣吹・石原夏織・ファイルーズあい!
●描かれるエピソードとキャストコメントも公開!

『放浪息子』、『青い花』などの代表作で知られる青春群像劇の名手・志村貴子による様々な恋模様を淡く繊細に描いたオムニバス漫画『どうにかなる日々』(太田出版刊)を原作としたアニメの劇場公開日が、2020年5月8日(金)に決定。

監督を手掛けるのは詩的な映像・音楽演出に定評がある、『あさがおと加瀬さん。』や『STEINS;GATE』の佐藤卓哉。キャラクターデザインは、『山田くんと7人の魔女』の作画監督『センリツのルシファー』のキャラクターデザインを務めた佐川遥が担当。アニメーション制作は様々な話題作を手掛けているライデンフィルム京都スタジオが担当。今回、劇中で描かれるエピソードが解禁、そしてキャラクターの声を務める超豪華声優陣も発表になった。

かつての恋人の結婚式で出会ったふたりの女性の揺れる想いを描いた『えっちゃんとあやさん』には花澤香菜・小松未可子が出演。教え子の突然の告白に翻弄される男子校教師を描いた『澤先生と矢ヶ崎くん』ではそれぞれの声を櫻井孝宏と山下誠一郎が演じる。そして、思春期を迎える幼馴染2人の距離感ともどかしさを描いた連作『しんちゃんと小夜子』、『みかちゃんとしんちゃん』には木戸衣吹・石原夏織・ファイルーズあいという若手キャスト陣が揃った。

原作の志村貴子本人もお気に入りと語る上記4エピソードがアニメ化となる。また、キャスト発表に合わせ、キャストからの意気込みコメントも到着した。

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【劇場公開概要】
2020年5月8日(金)期間限定劇場公開!

【イントロダクション】
誰かを想う日常は、ときに甘くて、ときに痛い。
そんな、なるようにしかならない日々も、きっと、いつか。

青春群像劇の名手・志村貴子(『放浪息子』、『青い花』)による、様々な恋模様を淡く繊細に描いたオムニバス漫画『どうにかなる日々』を、詩的な映像・音楽演出に定評のある佐藤卓哉監督(『あさがおと加瀬さん。』)がアニメ化。

元恋人の結婚式、
男子校の先生と生徒、
心と身体の変化を迎える思春期の幼馴染。

誰が相手でも、どんな形でも、全ての恋と生き方には同等の価値がある。
そして、不器用に誰かを想った日々は、きっといつか愛しい思い出になる。
そんな“誰かの恋”を優しく見守り、温かく描くオムニバスショートストーリー集。

【各話あらすじ】
★EP1「えっちゃんとあやさん」

「そういうワケで、ファーストキスは女の子なんだけど」
かつて同性からモテモテだった女の子“百合”は、いつのまにか男性と結婚。
結婚式に友人として参加していたのは、百合の“高校時代の彼女”えっちゃんと、“短大時代の彼女”あやさん。
元恋人の結婚式で傷心のふたりは、お互い惹かれ合い——

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★EP2「澤先生と矢ヶ崎くん」
「先生、首、きれいですね」
味気なく、特に感慨もない卒業式の日。
男子校の教師・澤は突然、生徒の矢ヶ崎に告白をされる。
澤の波立つ心とは裏腹に、卒業式は変わらず毎年やってきて…

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★EP3「しんちゃんと小夜子」
「今だから言うけど、ぼくほんとはさみしかったんだ」
親に勘当された従姉の小夜子と、一時的に同居することになったしんちゃん。
夏休みの宿題を一緒にしていた幼馴染み、みかちゃんとしんちゃんは小夜子が出たAVを興味本位で見てしまう。
ふたりは戸惑う気持ちを抱えながらもそれぞれ成長していく——

★EP4「みかちゃんとしんちゃん」
「しんちゃんが誰にも言わないでって言ったから」
中学2年生になった幼馴染みの、みかちゃんとしんちゃん。
しんちゃんの従姉・小夜子が出演した1本のビデオに未だ囚われながら、思春期の距離感ともどかしさが、ふたりを包むリアルな青春物語——

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【特報PV】



【スタッフ】
原作:志村貴子「どうにかなる日々」/太田出版
監督:佐藤卓哉
演出:有冨興二
脚本:佐藤卓哉、井出安軌、冨田頼子
キャラクターデザイン:佐川遥
色彩設計:仲村祐栄(BeLoop)
美術コンセプト:伊藤豊
美術監督:齋藤幸洋
撮影監督:髙津純平
編集:長谷川舞(editz)
アニメーション制作:ライデンフィルム京都スタジオ
配給:ポニーキャニオン

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【キャストコメント】
◆花澤香菜

大好きな志村先生の作品に再び関わることができてとても嬉しいです。
アニメも原作同様、誰かの生活の一部を覗き見ているような、ドキッとする生々しさが魅力的な作品になっています。
そしてきっと、描かれるかけがえのない瞬間が、皆さまの日々に寄り添うものになるのではないかと思います。
ぜひ劇場でご覧ください!

◆小松未可子
それぞれのエピソードで「どうにかなる日々」というタイトルが響かせる印象が違っていて、どこかの日常に転がっていそうなエピソードだけれど、一人一人にとってはそれが細やかな人生である。
とても温かくて、繊細で、ほろほろと解けてしまいそうなこの雰囲気がとても大好きです。「えっちゃんとあやさん」のお話も、その空気感を大事に演じさせて頂きました。「過去」の二人の共通点、出会った二人の「現在」、そしてその先が穏やかで幸せでありますように、と心から願っています。

◆櫻井孝宏
とても雰囲気のある作品で、日常にある非日常を味わったような気持ちになりました。
淡いベールの向こうにある人間の性を薄目で見るような、そんな気持ちです。皆さんにもご賞味いただければ…。劇場でお待ちしております。

◆山下誠一郎
誰もが、些細なことで悩んだり、こっそりドラマチックな出来事を体験していたりする。普段「悪いこと」だと決めつけがちな事も、ある人にとっては救いになったりする。
原作を読んで、肩の力がスッと抜けたような気がしました。誰でも一度は経験するような日常を面白く、優しく肯定してくれる温かい作品です。余計なものを一切持ち込まず、素っ裸になった位の気持ちで演じました。
観た人の心に少しでも温かさが残れば幸いです。

◆木戸衣吹
恋をすることは甘酸っぱくて、でも時には苦しくて、その経験は後々良い思い出になる。恋って素敵だなと思いました。"しんちゃん"は感情をあまり出さない思春期の複雑な男の子で演じるのが難しくてすごく緊張しましたが、精一杯演じさせていただきました。
「どうにかなる日々」をご覧いただいて、皆さんも好きだった人との日々を思い出して、温かい気持ちになっていただけたら嬉しいです。

◆石原夏織
私が演じさせていただく"みかちゃん"は、発せられる言葉からすごく大人っぽい印象の女の子です。しかし、アフレコの際にあくまで年相応の少女というディレクションを受けて、自分の想像と違ったので最初は緊張しましたが、少しずつ彼女のことを理解できて、すごく嬉しい気持ちになりました。
「どうにかなる日々」は日常を切り取ったとても繊細で素敵な作品です。ぜひ多くの方に観ていただけたら嬉しいです。

◆ファイルーズあい
「どうにかなる日々」は、なぜかノスタルジックな気持ちになる不思議な魅力のある作品です。物語に本当に入り込んでしまうので、他人の秘事を透明人間になって覗いているようなドキドキ感があります。お芝居や絵、音楽に至るまで、たくさんの愛に包まれています。
キャラクターたちの美しくも切ない心の動きを肌で感じていただいて、皆様に魅力をお届けできると嬉しいです。

【原作&スタッフコメント】
◆志村貴子(著者)
原作は地味な作品ばかりを集めたオムニバス形式の作品集です。
描いてる真っ最中の私は別に地味に作るぞという意気込みで描いてはいないのですが結果的に地味と評されることが多いのです。
それなのに数多ある漫画の中から見つけ、アニメにしようと考え、細部に至るまで丁寧に関わってくださったスタッフの皆様には感謝しかありません。
そして個人的に気に入っている短編たちをひとつにまとめてくださいました。本当に頭が下がるばかりです。
読者の皆様にもご覧いただけたら嬉しいです。

◆上村晶(担当編集)
この作品は15年以上前の作品ですが、今も全く古びない新鮮な輝きをもって、今も必要とされる物語だと感じています。
志村さんのフラットで優しい眼差しは、他者から見たら歪かもしれないけど大切にしたい気持ちや、日々生きることの愛しさにそっと光を当ててくれます。
今回、大きな愛情と理解をもって本作のアニメ化に関わってくださる皆さまに心から感謝していますし、私もわくわくしています。
たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです!

◆寺田悠輔(プロデューサー)
「どんな恋愛も、どんな生き方も、全て“普通”だ」ということを映像で表現したくて、この作品のアニメ化に手を挙げさせていただきました。
志村先生の、フラットで、誰かを特別扱いするわけでもない、でもどこか暖かい視線は、きっと今の時代を生きる様々な人たちの人生に寄り添えると思います。
今回のアニメでは「かつて一緒にいたけれど、今はもう遠くに行ってしまった誰かを想う物語」を選ばせていただきました。
この作品を観ながら、皆さんの痛くて愛しい想い出を、劇場で抱きしめていただけたら嬉しいです。

詳しくは公式サイト へ!
公式Twitter
(C)志村貴子/太田出版・「どうにかなる日々」製作委員会

ストーリーがすごく気になります!みたいです(#^.^#)