
● Jam Projectのドキュメンタリー『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』が公開される
● 公開を記念してCS放送ファミリー劇場で特集放送が行われる
● メンバーからのインタビューも公開

2月26日公開の『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』は「JAM Project」を約15ヵ月に渡り長期密着したドキュメンタリー映画。CS放送ファミリー劇場では公開を記念して、JAM Projectが主題歌を担当した作品の中から『勇者ヨシヒコと導かれし七人』、『牙狼<GARO>』シリーズ最新作『GARO-VERSUS ROAD-』などを特集放送。
さらにアラブ圏での初ライブに挑む姿を追ったドキュメンタリー映画『JAM Project First Steps into the Middle East ANIME SONGS unite the world』(2016年)と、結成20周年を振り返るオリジナルミニ番組「JAM Project 20年のあゆみ」を2月21日にTV初放送。
「ファミリー劇場CLUB」ではメンバー総出演による特別番組「JAM BANG!(ジャムバン)」の配信が2月12日(金)から行われる。(Lantis YouTube Channelでは2月12日~3月11日予定でダイジェスト版を期間限定公開)。詳細はコチラへ。
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Q:20周年を振り返ってターニングポイントなどあればお聞かせください。
奥井雅美:この5人のメンバーになったときかな。あとこのメンバーでワールドツアーに出かけた時とか。
影山ヒロノブ:2000年の始めのうちはメンバーが動くことがあったので、このメンバーになってからユニットのスタイルが固まりましたね。そのまま時代的にアニソンがメジャーなものになっていったことと比例して、自分たちの活動も渋谷公会堂、日比谷野外音楽堂、NHKホール、武道館とキャパを広げて行って、2008年にワールドツアーまで大きくなったと思います。ターニングポイントというよりは、ずっと環境が目まぐるしく変わっていった20年でした。
Q:世界進出をしたきっかけは?
影山ヒロノブ:初めはソロでアジア、ヨーロッパ、北米、南米問わずいろいろな国に呼ばれることが増えました。世界的にインターネットの普及も重なって、時差なく情報が広まっていったこともあり、ソロで各国のライブに参加した時、「今度はJAM Projectで来てください!」という声がかかるようになったことがきっかけだと思います。そこで満を持して・・・というタイミングで2008年にワールドツアーを行いました。アメリカやブラジル、スペインでも日本人が知らない頃から、各国のまだ小さな地域でアニメファンが始めたイベントが開催され始め、それが何十万人と集客するものになっていたころに自分たちの活動が重なっていって、そういう場所をツアーで参加させていただきました。アメリカは「オタコン」、スペインは「サロンデル・マンガ・フェスティバル」、ブラジルだったら「アニメ・フレンズ」それぞれの規模が大きくなっていったところに、JAM Projectはひとつのツアーとして回りました。その間にはアジア圏は単独のソロライブとして開催しました。
Q:アラブ圏初ライブ「JAM Project First Steps into the Middle East ANIME SONGS unite the world」をテレビ初放送しますが、2016年に開催した中東アブダビでのライブでのエピソードはありますか?
影山ヒロノブ:野外でのライブでしたので本当に暑さについては大変でした。搾れるくらいの汗をかきましたね。
Q:国内でのライブの違いはありましたか?
影山ヒロノブ:当然、慣習やタブーなものもあって、例えば「お客さんへ指を刺してはダメ」とか、握手会もしたんですが「アーティスト側から女性ファンへ先に握手を求めるのは止めてください」とか。あと王族の方がヘリコプターでライブを観に来たり。(笑)
また、初のアブダビでのLIVEをした記念に、せっかくだからと高層ビルの屋上でMV撮影したんですが、画の中の後方に王族の方の家が映ってはいけない、という指示もありました。そういう決まりは厳しかったですね。
遠藤正明:あと、お酒が飲めないと思って大量に持ち込んだんですが、意外と飲めました。(笑)
きただにひろし:スーツケースの中がおつまみだらけで。(笑)
影山ヒロノブ:基本的には売っているんだと思います。ただ現地の方は買わない。「飲みたくないの?」と聞いても、「飲んだことがないから分からない」と。あと、ライブの後打ち上げを兼ねたパーティをしたんですが、その国の偉い方やスタッフの方も居てテラスで話していたら、ホテルの隣にあったレース場でF1カーが走っていたり。(笑) 本物の砂漠も目の当たりにしました。
きただにひろし:鳥取砂丘じゃなくてね。(笑)ドローンを使用してMV(Official Video - THE EXCEEDER -)を撮影しましたね。
Q:視聴者の方に向けてメッセージをお願いします。
福山芳樹:20年の歴史のあるグループなんですが、この映画や特集放送ですべてが分かると思います!でも、僕も見ていない番組があるのでこの機会に見て復習しようかなと思っています!みんなも観てください!(笑)
きただにひろし:エンタメの世界って知らないこともまだあって、こういうボーカルグループがこういうことを思っているんだ、ライブの前はこんなことをしているんだ、とか色々なことが見える映画や特集放送になっていると思います。そういうドキュメンタリーな部分は本当に面白いと思いますので、楽しみに見ていただけたらと思います。
奥井雅美:映画や特集放送を偶然見かける方もいるかもしれないし、名前を聞いたことあるな、とか全く知らない初めての人まで、JAM Projectとはこんなことをやっているんだということがギュッと詰まっているものになっているのでぜひご覧ください。
遠藤正明:今でこそいろいろなアーティストが海外でライブをした映像とかあると思いますが、自分たちもやって来ているんだという強い思いがあるので、こうやって放送や映画で紹介していただけるのは本当に嬉しいです。こうやって頑張っているアーティストがいるんだよ、ということを知ってもらえたらと思います。
影山ヒロノブ:20周年というタイミングで映画が公開されることについて、自分にとっても初めてだし、最高です。その時代時代で、そのポイントに立つことって人生の中でもそんなにあることじゃない。僕らはたまたま2000年に結成したということで、日本のアニメが国内でも世界的にも市民権を急速に得ていくときと、リンクしたことが一つのドキュメンタリーになっていると思います。それをJAM Projectと一緒に辿ってくれたら嬉しいなと思います。
『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』
2月26日(金)から3月11日(木)まで2週間限定ロードショー
【監督】大澤嘉工
【出演】JAM Project(影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹)、Guest Artist:ALI PROJECT、angela、GRANRODEO、FLOW、梶浦由記
『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』公式サイト
…20年ってすごいよね
