カヤックアキバスタジオロゴ


この記事の内容は?
●カヤックアキバスタジオがデジタルアニメ事業部を設立
●アニメ制作の向上や発展を目的としてバーチャルカメラ技術を自社開発中
●元グラフィニカの代表取締役・伊藤暢啓氏が顧問に

株式会社カヤックグループの株式会社カヤックアキバスタジオ(以下「カヤックアキバスタジオ」)は、次世代のCGアニメを見据えてUnity/ UnrealEngineの技術を用いたCGアニメーション映像の制作に特化したアニメ事業部を設立したと発表した。

これまでカヤックグループ全体で行ってきたVR、AR、ゲームなどの開発知見を活用し、独自の研究開発を行い新たな表現を生み出していくことをミッションとし活動していく。

AR、VR、ゲームの技術・ノウハウを活用したアニメ制作
アニメ制作において、Unity/UnrealEngineは高速描画処理で高クオリティ、高品質なビジュアルを可能になるだけでなく、既存のアニメ制作にはない発見やクオリティ向上の幅を広げています。

たとえばVRを活用すればアニメの中に入り込み、より具体的なイメージで開発に携わる全メンバーと概念から共有し制作に取り掛かることが可能になるため、これまで制作過程で対応できなかったり気づかなかった部分を明確化し制作を進める事が可能です。

これまでカヤックグループでは、ゲーム開発やXRの企画・開発を行ってまいりました。これらのノウハウを活用し、デジタルアニメ事業部を設立しCGアニメーション映像の制作をしてまいります。

本分野が成長可能性のあると判断し、元グラフィニカの代表取締役 伊藤暢啓氏を顧問に迎え、新しいアニメの可能性を模索しながら推進していきます。


自社オリジナルツール研究開発への取り組み
現在、アニメ制作の向上や発展を目的としてバーチャルカメラ技術「ジャンヌ・ダルク」を自社開発中で、バーチャル空間上で現実のようにカメラ撮影ができるだけでなく、バーチャル空間でしかできない撮影方法を研究・開発しています。アニメ制作の現場に貢献できるツールを提供できるよう「ジャンヌ・ダルク」の開発に加え、新規ツールの開発を行ってまいります。

様々なバーチャルカメラでの収録
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複数の形式でデータ保存
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■事業部責任者 天野清之
株式会社カヤックアキバスタジオ 執行役員
株式会社カヤック プロデューサー/クリエイティブ・ディレクター

3DCGクリエイターとして映像制作の経験をした後、インタラクティブプログラマーとしてカヤックに入社。技術と表現を組み合わせたコンテンツ開発で様々な賞を受賞。『傷物語VR』や『ソードアート・オンライン Synthesis -The Period of Alicization Project-』の企画・制作を担当。『美少年探偵団』のエンディングの監督や『宝石の国』のオープニングの監督を担当。

■顧問  伊藤暢啓
元グラフィニカ代表取締役
2009年デジタルアニメスタジオのグラフィニカを創業。

11年間代表を努め300人規模のスタジオに成長させる。2019年映画『HELLO WORLD』制作。退任後フリーランスプロデューサーとして活躍中。本年7月高知県にスタジオエイトカラーズを創業し取締役に就任。


【カヤックアキバスタジオ会社概要】
秋葉原を拠点にゲーム・アニメ・XRといったエンターテイメントを技術力と発想力を強みに企画開発する日本的テクノロジー企業。

社名:株式会社カヤックアキバスタジオ
URL:http://akiba.kayac.studio/home/

設立:2006年10月

代表取締役:貝畑政徳

事業内容:家庭用向けゲームの企画開発/業務用ゲームの企画開発/ PC用ゲームの企画開発/ スマートフォンアプリの企画開発/ VRデバイス向けサービスの企画開発/ ゲーム関連グッズ、 CD、 書籍等の企画開発/ ロボット関連技術開発/AI関連技術開発/ オンラインゲーム、 オンラインゲームサーバーの企画開発、 及び運営/ ゲームコンテンツの企画コンサルティング全般


オープンワールドでのVRアニメとか作ってくれたらおもしろそう!



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