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まとめると!
●『ヒプマイ』初のディビジョン別ライブ開幕!
●青い炎に包まれたヨコハマ・ディビジョン公演・初日レポートが到着!
●「8thライブ」となる今回は6ディビジョンが単独で、それぞれ2日にわたってワンマンライブを行う形式としてスタート!

9月2日にプロジェクトの開始から5周年を迎え、ますますその注目度が高まっている、音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」。そして9月3日からは初のディビジョン別ライブ「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-8th LIVE 《CONNECT THE LINE》」が開催された。

オフィシャルレポートを紹介しよう!

イケブクロ・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、シンジュク・ディビジョン、ナゴヤ・ディビジョン、オオサカ・ディビジョンという6ディビジョン総勢18名のメインキャラクターが登場し、ラップを通してバトルを繰り広げるという構成の「ヒプノシスマイク」プロジェクト。「8thライブ」となる今回は6ディビジョンが単独で、それぞれ2日にわたってワンマンライブを行う形式としてスタートした。

そのトップバッターを務めるのは、ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”(以下M.T.Cと表記)。開場するとすぐに会場はオーディエンスが身につけたリングライトが放つ、M.T.Cのディビジョンカラーである青色に染められ、碧棺左馬刻役の浅沼晋太郎、入間銃兎役の駒田航、毒島メイソン理鶯役の神尾晋一郎の登場を待ちわびる。
そしてDJ U-ICHIのDJプレイ、ダンスチーム「ディビジョン・ダンス・バトル」のパフォーマンスに続き、「Survival of the Illest +」のイントロが流れると、ステージ上には浅沼、駒田、神尾が登場。ヒプマイでのキャラクター性を感じさせるハードな雰囲気を漂わせ、会場の空気を支配する。
ライブはディスコティックな「Survival of the Illest +」からスタート。歓声が挙げられない代わりに、大きな拍手やリングライトの光で、オーディエンスはM.T.Cへの応援を形にする。この日の3人の衣装も、黒を基調にしながら、浅沼のアロハは柄に、駒田はネクタイ、浅沼はグローブのベルトに差し色として青を入れ、ファッションでもM.T.Cをアピール。
「まだまだこんなもんじゃねえよな、ヨコハマの女ども、野郎ども。俺たちがわざわざ来てやってんだ、他に目ぇ向けてるやつを引っ張り込むぐらいの気合見せてみろ。それが俺らM.T.Cへの仁義だろうが」と、キャラクターに沿った言葉でオーディエンスに呼びかける浅沼。そして神尾の低音ボイスで「ハマにハマれ、ハマにハマれ」と連呼される呪文のようなサビが印象的な「シノギ(Dead Pools)」へ展開し、ダークでシリアスな雰囲気で、M.T.C流のライブを展開。
MCでもサングラスをかけ、碧棺左馬刻になりきって呟くように話し出す浅沼。しかしそのサングラスを外すと普段の明るい声で話しだし、その緩急には会場から大きな拍手が上がった。そして「ヒプマイ初のディビジョン別ライブ、一番槍として“MAD TRIGGER CREW”がカチコミ入れさせてもらいます!」と呼び掛け、この日への気合をオーディエンスに伝える。駒田の「私の邪魔をする方は公務執行妨害でしょっ引いて差し上げますよ」とキャラクターに沿った言葉での呼びかけと、神尾の「バチバチに盛り上がっていこうと思います!」という言葉に続き、ここからM.T.Cメンバー各人がリードを取る楽曲に展開する。
浅沼がメインを取るダンサブルな「Gangsta’s Paradise」 、神尾が中心になるG-FUNKスタイルの「2DIE4」、駒田がリードする「Uncrushable」と、それぞれの声とキャラクターを活かした楽曲を披露するが、振り付けを合わせ、韻をコーラスするなど、「M.T.Cの曲」としてのパフォーマンスが印象的だ。

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そして、この日のゲストであるICE BAHNのアーティスト写真がスクリーンに映し出され、ビートに合わせてマイクチェックをしながら、玉露、KITT、FORKの3MCと、DJのBEAT奉行が登場し、ゲストライブは「CHECK RAVE」からスタート。「LIFE SAVER」ではなく「RHYME SAVER」、つまり「韻の救済者」という異名を持つICE BAHNらしく、「宣誓」、「LOYALTY」と、超硬質のライムを聴かせ、その魅力をオーディエンスに伝えていく。そのタイトなライブには、ステージ上に戻った駒田も「バチバチじゃないですか!」と思わず感嘆の言葉を漏らした。そして「これが“ハンチャ(HUNTING CHARM)”の生みの親、M.T.C最大火力の曲を作ってくれたICE BAHNです。どうですか!」と浅沼もオーディエンスに呼びかける。
そして「あんなやばい曲を貰ったのに負けてすみませんでした!」と昨年開催されたヒプマイ第2回のラップバトル<<2nd D.R.B>>を振り返り、頭を下げる浅沼に、ICE BAHN側も「負けたのは残念だけど、諦めない限りは勝つ時が来ると思う」と応え、「泣きそうだわ」という浅沼の言葉に会場からは大きな拍手が起こった。そのまま「SUMMIT OF DIVISIONS」ではICE BAHNもフリースタイルで参加し、駒田は「超かっけー!超楽しい!」と喜びを爆発させた。その流れもあってか、この日の「HUNTING CHARM」はこれまで以上に強い気合の込められたパフォーマンスとなり、会場の手拍子とハンズアップも、その熱に乗せられるように大きくなっていった。

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最後のMCでは「ありがとうございました。ヒプマイ開始から5年経って、こうして青い光だけの海を見ることができるとは思っていませんでした。会場のみなさん、配信、ライヴュでご覧の皆さん、本当にありがとうございました。BIG UP!ヨコハマヘッズ!」と浅沼が呼びかければ、「いつものライブはディビジョンごとのリレー形式ですけど、今回はずっとM.T.Cのバトンなのはすごいことだし、超一流の方に協力して頂いて、(1ディビジョンでライブ出来るだけの)それだけの曲が出せてきたことは、本当に嬉しい」と、駒田はこの5年間を振り返る。そして「すげー楽しいのよ!ライブの中でどんどん言葉に力がこもって、それがオーディエンスのみんなに伝わって、それが俺らに跳ね返ってくるのがすげー楽しい!一緒に遊びましょう!」という神尾のこの日を総括する言葉に続き、ライブは「Hoodstar +」や「CROSS A LINE」とアッパーな曲に展開し、会場の熱気は最高潮に。「明日も盛り上がっちゃうぜ!」という駒田の言葉に続いて、3人が指鉄砲で観客を撃ち抜くゼスチャーをしながら、ステージを後にし、この日のライブは閉じられた。

Text by: 高木"JET"晋一郎

~ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 8th LIVE ≪CONNECT THE LINE≫ to MAD TRIGGER CREW
セットリスト~

M1:メドレー
Survival of the Illest +
ヒプノシスマイク -Glory or Dust-
Hang out!
M2:Yokohama Walker
M3:シノギ(Dead Pools)
M4:Gangsta’s Paradise
M5:2DIE4
M6:ベイサイド・スモーキンブルース
M7:What’s My Name?
M8:Uncrushable
M9:G anthem of Y-CITY

DJ & Dance Bridge

DAY1 GUEST ACT「ICE BAHN」
SE:DISPATCH ORDER
M10:メドレー
CHECK RAVE
宣誓
LOYALTY
M11:LEGACY

M12:SUMMIT OF DIVISIONS (8th Live ver.)
M13:Scarface
M14:HUNTING CHARM
M15:メドレー
ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem- +
ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- +
Hoodstar +
CROSS A LINE

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Photo by: 粂井健太

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ディビジョン別は、これまた必見!!!(≧▽≦)b