00 (3)


まとめると!
●『BLUE GIANT』上映会及び立川譲監督が登壇するトークイベントを実施!
●第36回東京国際映画祭の、世界のアニメーションを発信するべく名称新たに再出発した「アニメーション部門」に選出!
●10月27日(金)に角川シネマ有楽町にて開催された!オフィシャルレポートが到着!

大人気漫画「BLUE GIANT」を原作とするアニメーション映画作品『BLUE GIANT』は、今年2月に公開されると鑑賞した観客から熱い感想が相次ぎ、多くの著名人からも絶賛コメントが寄せられ、興行収入が12億円を突破するスマッシュヒットを記録。
そしてこの度、現在開催中の第36回東京国際映画祭の、世界のアニメーションを発信するべく名称新たに再出発した「アニメーション部門」に選出され、角川シネマ有楽町にて上映会及び立川譲監督が登壇するトークイベントが実施された。上映終了後、大きな拍手の中監督が登壇。

オフィシャルレポートを紹介しよう!

MCより本作のヒットについて聞かれると、「最後の方は、意識が朦朧とするほど大変で何とかお客さんに届けたいという想いで必死な毎日だったし、何度もチェックを繰り返していると自分では分からなくなってしまうこともあるので、客観的にお客さんに観てもらえて、評価してもらえたことは自分にとってもスタッフにとっても非常に嬉しいことでした。」と感想を述べた。
本作では初めて音響監督も務めた立川監督。「楽器の経験が、小学生時代のピアノと映画を作るにあたって2年通ったサックス教室しかないので、音楽の上原ひろみさんとのやりとりの中で音楽に対する言葉の引き出しがなく、『もっと感情を呼び起こされるような』など感覚的な言葉で伝えることになってしまうのでそこは苦労した点であり、新鮮でもあった。上原さんが電話などでも丁寧に自分の言葉を拾ってくれて、かなりやりとりをさせてもらった」と当時を振り返り、「音響監督のありがたさや大変さも知ることができた。大変ではあるがもっと音楽的ボキャブラリーも増やして、またやってみたい。」と意欲をみせていた。
 さらに、長い原作の映画化だが、ダイジェスト感がない仕上がりになっているというMCからの指摘に対し、「エピソードをどう整理するかは、本読みの時点からかなり頭を悩ませていた。今回は一度ガイドアフレコ(本アフレコの前に、仮で全編にわたり声をいれる)をして全編を観るという作業を挟んだことで、切るべき部分と足す部分をスタッフ全体で把握し共有することができたことがそのような仕上がりに繋がったのでは」と述べた。
また、10月27日(金)から、「もう一度JASSのライブを映画館で観たい」という沢山の声をうけ、アンコールリバイバル上映がスタートしたことについて、「映画館で観るのにぴったりの作品なので嬉しいし、応援してくださった皆さんの思いがすごくありがたい」とコメント。
『BLUE GIANT』を作ったことで成長した点を聞かれると「終わって数年たって、あの時こうしたから今度こうしようという経験には繋がっているかもしれないが、自分で実感することは難しい。」と明かし、MCから「では数年後にBLUE GIANTがあったから今はこれができるという瞬間があるはずですね」とのコメントに、「あるはず」と笑顔でこたえた。

なお、アンコールリバイバル上映は劇場公開時の本編から200カット以上がブラッシュアップされた特別バージョンで全国36劇場で上映中。
プレミアムな多次元サウンドを体験できるドルビーアトモス対応スクリーンでの上映も充実。ライブ会場さながらの臨場感で、JASSのライブをもう一度体感しよう。(※詳しくは劇場HPをご確認ください。)

00 (1)

【当イベント情報】
第36回東京国際映画祭 アニメーション部門 公式出品作品
10月27日(金)14:00~上映、16:00~16:30 立川譲監督・登壇トークイベント
場所:角川シネマ有楽町

映画公式サイト
©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 ©2013 石塚真一/小学館

私の周りにも大人気です(^^)/(^^)/