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まとめると!
●TVアニメ『弱虫ペダル』10周年フェスティバル・トークショーで福島潤&伊藤健太郎が大盛り上がり!
●展覧会の前日となる8月9日(金)には、8月10日(土)からの開催に先駆け【内覧会】を実施!
●オフィシャルレポートを紹介しよう!

8月10日(土)より、大人気TVアニメ「弱虫ペダル」の10周年突破を記念した大規模展覧会となる【TVアニメ『弱虫ペダル』10周年フェスティバル】が、ところざわサクラタウンEJアニメミュージアムにて開催中。本展覧会では、10年分の中から作中の印象的なシーンをフォトスポットとして再現するほか、本展覧会で初お披露目となる「小野田坂道」の等身大フィギュアを展示している。さらに、展覧会ショップコーナーでは、本展描き下ろしイラストを使用したイベントオリジナルグッズも販売中だ。

展覧会の前日となる8月9日(金)には、8月10日(土)からの開催に先駆け【内覧会】を行い、さらに記念イベントとして、鳴子章吉役の福島潤、田所迅役の伊藤健太郎が登壇した【トークショー】を実施したぞ。

■日時:8月9日(金)
①内覧会・11:00~13:00
②トークショー・14:00~14:30
■場所:ところざわサクラタウン (埼玉県所沢市東所沢和田3-3-13)
①EJアニメミュージアム
②ジャパンパビリオン ホールB
■トークショー 登壇者 
※敬称順 福島潤(鳴子章吉 役)、伊藤健太郎(田所迅 役)

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①【内覧会】レポート

渡辺航の人気漫画原作のTVアニメ『弱虫ペダル(弱ペダ)』の10周年を記念した展覧会「TVアニメ『弱虫ペダル』10周年フェスティバル」が、2024年8月10日〜9月23日まで埼玉・ところざわサクラタウン「EJアニメミュージアム」にて開催。展覧会ではTVアニメ『弱虫ペダル』から『弱虫ペダル LIMIT BREAK』までのストーリーを、劇場上映作品の場面カットなどを交えて紹介。さらに、初お披露目となる「小野田坂道」の等身大フィギュアの展示や巻島裕介との最後の峰ヶ山シーンをはじめとする“多彩”なフォトスポットも満載で、見どころだらけのフェスティバルとなっている。

展覧会の入場口では現在、小野田坂道と真波山岳の描き下ろしビジュアルがお出迎え。自転車にすべてをかけた男たちの10年に渡る「道」を辿るラインナップへの期待が高まる。

「INTRODUCTION」では展示会描き下ろしイラストによるフォトスポットがいきなりの登場。本展覧会はとにかくフォトスポットが充実している。こだわりの詰まったおもしろフォトスポットもあるので、シャッターを切る手が止まらなそうだ。誰かと一緒に来るもよし、会場で『弱ペダ』仲間を探すもよし。みんなでワイワイ写真を撮りながら楽しむのがおすすめだ。このエリアには坂道のママチャリが展示。ママチャリは傷や汚れも再現するほどのこだわりだ。

10年の歴史を振り返り、アニメ1期を懐かしみながら進んでいくと、アニメ2期から4期「GRANDE ROAD~NEW GENERATION」の展示へ。場面写真をメインにストーリーを振り返るエリアには「裏門坂フォトスポット」「IH応援フォトスポット」が登場。「裏門坂フォトスポット」では実際に自転車に乗って、小野田・今泉と一緒に裏門坂自転車レースを疑似体験しながらの撮影が可能。「IH応援フォトスポット」では、用意されているフリップや団扇を持ってIHメンバーを応援する姿を写真に収めることができる。もちろん、自身の応援グッズを持参して、オリジナルの写真を撮るのもいい思い出になりそうだ。御堂筋翔の紹介コーナーは必見。御堂筋の目をじっと見つめながら歩き進めるのがポイント。キモさが一段と増して、愛も深まること間違いなし!

「STORY OF GRANDE ROAD」には“協調”をイメージしたスタンディパネルや1年のインターハイを語るに欠かせない石垣や待宮の紹介コーナーが登場。次の展示に進む際のカーテンなども胸熱なシーンや、名言などが描かれるなど、細かな演出もうれしいポイントとなっている。2年目のインターハイエリア「STORY OF NEW GENERATION」のコーナーでは、“お持ち帰り可能”なオレンジビーナのメモがお目見え。来場の思い出に、さらに運試しも兼ねてぜひ1枚手に取ってみよう。このエリアには総北高校のテントが登場。細かなアイテムをチェックできる注目の再現スポットとなっている。「STORY OF GLORY LINE」では、「箱根学園フォトスポット」で箱根学園のみんなに給水風の写真撮影が可能。机の上のドリンクから好きなものを選び、手に持って写真を撮ることができる。

本展覧会注目、作品初の小野田坂道1/1スケールフィギュアは「STORY OF LIMIT BREAK」の最後、GOAL地点に鎮座。並んでみると、坂道のパワー、才能の凄さをより実感できるはずだ。「SPIN OFF」には、遊び心満載の展示がズラリ。「はしる!アラキタくん」の姿も見ることができます。10年の歴史を振り返り、時には涙をしながら巡ってきた展覧会で、ちょっとほっこり、一息できるエリアとなっている。背景、名言など、さまざまな資料をじっくりと堪能したあとは、再び胸アツになる「THEATER」へ。1期から5期までの名シーンをオリジナル編集映像で振り返るのだが、3面スクリーンの大迫力に圧倒されまくる約4分の感動体験が待っている。幕間に流れる新規収録ボイスによる掛け合いも必聴で、目も耳も楽しいエリアだ。

キャストやスタッフのサイン&コメント展示コーナーを抜けるとフォトスポットエリアが登場。ここに辿り着くまでも満足度の高いフォトスポットが並んでいたが、「フォトスポット」と題したエリアも気合い十分。展覧会の見どころでもある、御堂筋エリアの2箇所目が“キモさ”MAXで登場。穴から手を出し、全身の毛穴から“手が出るほど”勝利を欲する御堂筋を完成させるべく、バシバシ手を出して撮影しよう。御堂筋のキモさを存分に堪能した後は、お風呂でスッキリ。お風呂場に置かれている小物にも各キャラの個性が表れているので、隅々まで注目してほしい。そして最後に「メッセージコーナー」で各校の校旗にメッセージを書いて、展示エリアは終了。

グッズエリアにはX(旧Twitter)にて公開された新規描き下ろしイラストが「展示会オリジナルグッズ」となって多数登場。1会計で5,000円(税込)以上購入すると、オリジナルミニショッパーのプレゼントも。さらに、入場特典として、展覧会描き下ろしイラストを使用したステッカー(全20種)が週替わりで、チケット1枚につきランダムでひとつ配布される。週替わりで配布絵柄は変更。グッズ、オリジナルショッパーと共に、集めたくなるラインナップが待ち構えている。ちなみに、本展覧会限定のボイスガイドは小野田、真波、巻島、東堂の4人が担当。キャラクターの声で展覧会、そして『弱ペダ』の世界にもっと没入できる音声ガイドもぜひ利用してほしい。

②【トークショー】レポート
登壇者(敬称略):福島潤(鳴子章吉役)、伊藤健太郎(田所迅役)

本トークイベントは、TVアニメ『弱虫ペダル』10周年フェスティバル前日内覧会チケット購入者が特別招待されたもの。福島は赤のトラT、伊藤は総北高校のユニフォームというお馴染みのスタイルで登場し、大きな拍手を浴びる。『弱ペダ』をきっかけにロードバイクを始めたキャストが多い中、伊藤、福島は今も変わらずロードに乗り続けている。伊藤はこの日もロードで会場に来たそうで、「ペダルのイベントといえば、ロードで行くのがマスト!」とニッコリ。この日の走行距離は40kmとのことで、「ロードのイベントでは200kmとかが普通。だから、たいしたことはない」とサラリ。伊藤がロードで駆けつけるのは『弱ペダ』イベントではすっかりお馴染みとなっているため、「お客さんも驚かないよね?」とニヤリとし、会場に総北ジャージのファンを見つけるとうれしそうに手を振るなど、序盤から自由&ラフなトークを展開し、ファンとのコミュニケーションを楽しんだ。

「アニメが終わってからだいぶ経つのに、熱量を持って応援に駆けつけてくれるのは心強い」と笑みを浮かべた福島。自身にとって鳴子役はとても大事な役なので、「こうしてまた鳴子役でみんなの前でしゃべれるのをありがたく思っています」と心を込めて感謝。伊藤も「三年生トリオは一足先に高校競技から卒業しているので、ものすごく時間が経っている気がします。そんな中で、ペダルのイベントに呼んでいただけるのは非常にうれしいです。10年前と変わらずに集まってくださることに感謝です!」と笑顔を見せていた。

展覧会はTVアニメ10周年を記念して開催されたもの。伊藤は「ということは、僕たちもロードデビュー10周年ってことだね」としみじみ。実際に一緒に走ることはほとんどなかったが、実は福島と伊藤はロードでもつながりが。「ペダルの影響を受けてプロの競輪選手になった後輩がいます」と福島。すると伊藤が「自転車好きが高じて、プロの走りを見に行こうと、ガールズ競輪を見に行って。そこで見た選手の中にその福島くんの後輩がいて(笑)」と告白。その選手と伊藤は交流があるそうで、「引退後に出会って、今は一緒に走る仲間になっています。この前も佐渡島を一緒に走って」と明かし、プロの走りから田所の気持ちが分かることもあったとし、「演じる前に出会いたかった…」とコメント。会場の笑いを誘っていた。

10年を振り返ると、さまざまな思い出があるが、アニメ化が決定した頃のCDドラマの収録も印象に残っているそう。「総北のキャストが5人集まって収録しました。売れる前、ヒーローになる前の山下(大輝)くんと一緒に。まさにヒルクライムの人気!」と主人公・坂道役の山下の成長に触れ、「チームとして一致団結するために“総北ファイト!”とやってからレコーディングして、飲みに行ったのを覚えています」とうれしそうに話していた。

当時のことは鮮明に覚えているという福島は「10年、それ以上前の話なのに、スタジオの空気、山下くんの靴下に穴があいていたことまでしっかり覚えています」とニヤニヤ。「そのネタ、こすりすぎだよ!」との伊藤のツッコミにも
めげずに、福島は「まだまだこすりますよ」と答え、会場を笑わせた。

「10年前のキャラ、もしくは自分に声をかけるとしたら?」との質問に「“ダジャレはほどほどにしておけよ”と言いたいです(笑)」と苦笑いの福島。鳴子らしさを考えた時に、関西らしさを取り入れたかったそうで、ダジャレを言いまくっていたそう。「こんなに続くと思ってなくて途中から苦しくなって…」とネタ切れを明かし、ほどほどにしておくよう、アドバイスしたいと回答。伊藤は「アニソンは受け入れろよ、お前の人生を変えてくれるぞ、と言いたいです」とのこと。「よく歌ったよね…」と懐かしむ二人だったが、福島には別の思い出があるようで「ちゃんとした歌詞を歌いたい!僕は合いの手ばっかり。キャラ的には仕方ないけれど、メインメロディーを覚えても、現場で歌わなくていいよって言われる…」としょんぼり。伊藤も「しかも、あんなに歌ったのにCDになってない!」と不服そうに話したが、自転車仲間と一緒のカラオケでは作中に登場する『ラブ☆ヒメ』の主題歌で、姫野湖鳥(CV:田村ゆかり)が歌う「恋のヒメヒメぺったんこ」で盛り上がるそうで、「卒業後も歌い込んでます!」と話し、会場は大爆笑だった。

展示会の注目ポイントについて福島は「御堂筋のヤバいスポットで写真を撮ってください!」とおすすめ。伊藤は「等身大の坂道像。なぜ、今まで作っていなかったんだって。塗装前の未完成版しか見ていないので、完成版を見るのが楽しみです!」と自身も期待している様子だった。グッズ紹介のコーナーでは、「田所の缶パン」の缶を開け、試食。台本にはなかった展開にMCもタジタジだったが、ファンはそんな二人の姿に大喜びしていた。

最後の挨拶で伊藤は「演じてみたいシーンはまだまだたくさんある。また田所迅としてステージに立ったり、ロードバイクにまたがったりしたいなとは思っています」と微笑み、「応援よろしくお願いします!」とこれからの応援も改めてリクエスト。福島は「またトラTを着てトークができることをうれしく思っています。僕にとって特別な役で特別な作品。自分自身を、人生を変えてくれたアニメが10周年。これからもペダルを好きで応援し続けてくれたらうれしいです!」と呼びかけ、笑いいっぱいのトークイベントを締めくくった。

【TVアニメ『弱虫ペダル』10周年フェスティバル】
2024年8月10日(土)~9月23日(月祝)
ところざわサクラタウン EJアニメミュージアムにて開催

公式サイト
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©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル05製作委員会

赤と黄がキレイだなぁと思ってしまいました(#^.^#)b